正月の駅伝を見て思った3つのこと

ランニング、マラソン

元日~1月3日の3日間は駅伝(ニューイヤー駅伝と箱根駅伝)をTV観戦しました。
箱根駅伝は母校の早稲田大学が早々に優勝戦線から脱落し(泣)、優勝争いも往路で「ほぼ決まった」と思ったので、ボーッと見ていましたが(笑)。

見ていて思ったことが3つありました。

 

 

1.「実況」なのか「絶叫」なのか(苦笑)

箱根駅伝の方ですが、アナウンサー(と現地レポーター)はもう少し冷静に実況できないのでしょうか?

タスキを普通に渡す場面でも興奮しすぎです(苦笑)。

 

失速しているわけじゃないし、デッドヒートをしているわけでもない、スムーズにタスキを渡す場面でもエキサイトして実況をしているのは、この大会毎年恒例の風物詩といえば風物詩なのかもしれないですが(苦笑)、やっぱり耳障り。

実況がノイズになって、監督が並走車から発している檄を聞きたくてもよく聞こえないことが何度もありました。

 

実況の仕方や言葉の表現に酔っている(「うまい表現だろ?」的な)感じもするし、あの「絶叫系実況」は正直ノイズでしかなかったです。
個人的には「要らない」です。

 

2.ナイキ以外のシューズもけっこう見たが…

そんなノイズに嫌気がさしたので(笑)、選手のシューズに注目していました。

ここ2~3年はナイキのヴェイパーフライとアルファフライの独壇場でしたが、今回はアディダスのアディオスプロやアシックスのメタスピードを履いている選手もちらほら見ました。

 

ネット記事によると、箱根駅伝ではこんな内訳だったそうです(ソースはこちら)。

ナイキ 73.3%(210人中154人)
アディダス 13.3%(210人中28人)
アシックス 11.4%(210人中24人)
ミズノ 1%(210人中2人)
ニューバランス 0.5%(210人中1人)
プーマ 0.5%(210人中1人)

 

アディダスもアシックスもカーボンプレートを搭載した厚底シューズを出しているので、元々アディダスやアシックスを愛用していた選手が使うようになったのかもしれません。

 

ただ、それでもトップランナーの間ではナイキの牙城を崩すことは当分難しいだろうなと思っています。

理由は単純で、マラソンの世界最速も日本最速もナイキのシューズで出ているからです。
2時間1分台の記録を持つキプチョゲもベケレもナイキ。
日本記録歴代ベスト3の3選手(鈴木健吾選手、大迫傑選手、設楽悠太選手)もナイキのシューズで出した記録。

日本人選手がナイキ以外のシューズで2時間6分を切ったことはまだ一度もありません。

 

アディダスやアシックスを履いた日本人ランナーが、2時間5分台や2時間4分台をたたき出すようなことがない限りは、そうそう乗り換えないんじゃないかと思っています。

ということで、アディダスやアシックスでとんでもない記録を出すランナーが出てくることを期待したいです。

 

3.マラソンの方が好き

これは人によってさまざまでしょうけど、私は「やっぱりマラソンの方が走るのも見るのも好きだな~」と感じました。

 

駅伝は、自分が走ることがないし、そもそも長い…(苦笑)。
サッカーやバスケ、ラグビーなどを見ていても、集中して観るのは2時間ちょっとが限界かなと感じているので、5時間ぐらいの長丁場になる駅伝はちょっとなぁ…と。

それと、選手間の駆け引きが少ない(マラソンの方が多い)のも違いですね。

 

マラソンのレースが中継されることが減ってきているように感じますが(終了した大会もあるし)、個人的にはたくさん見たいです。

ロンドンマラソンやベルリンマラソンなんかも放映してくれればいいのですが。

まぁネット中継で見ますけどね(笑)。

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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