レブロン・ジェームズのフィジカルはやっぱりハンパじゃない!
3日ほど前の記事でしたが、昨日レブロン・ジェームズに関するこんな記事を見て改めて驚愕でした。
『NBAで必要なのは“走力”レブロン瞬間最速100m10秒9』
n米スポーツ専門局ESPNで紹介されたもので、彼は2メートル3センチ、113キロというサイズながら瞬間最速で100メートルを10秒9相当のスピードで走っていた。
レブロン・ジェームズのフィジカルが凄いことは知っていましたし、ゲームを見れば分かります(笑)。
ただ、あのダッシュの瞬間最高速度が100mを10.9秒で走るぐらいのスピードだったとは……(汗)。
あの体格であの速さ
あの体格ですからね。
身長203cm、体重113kgです。
あまり参考にならないかもしれないけど、ウサイン・ボルトは身長195cm、体重94kg。ボルトよりも約20kgも重い体重であの速さは驚異的です。
「瞬間最高速度」がそのスピードだったということで、「100mを10.9秒で走れる」のとは違います。
ただ、ボールや相手、味方を目で追ったりしながらそんなスピードを出すのは凄い。バスケのコートの広さを考えると、走り出してから10m~15mぐらいでこの最高速度に達しているのでは?
Wikipediaによると、
一般的には30mから40mの間に最高速に
達するそうなので、レブロンは「トップギアに上げるのが速い(加速力が凄い)」か、「本当はもっと速く走れるのかもしれない」ということも言えそうです。
以前、サッカーでアリエン・ロッベンの瞬間最高速度が「100mを10.28秒」相当という記事もあり(こちら)、ロッベンは実際に100m走を10.9秒で走ったそうです(ソースはこちら)。
それも凄いけど、レブロンの凄さは一味違います。
ダッシュだけじゃない
レブロンが凄いのはダッシュがそんなスピードなのに、それにとどまらないところです。
以下、あるサイトより拾った諸々のデータです。
ダンクシュート(ボールを持った状態)での最高到達点……11.5フィート(≒350cm)
上記の最高到達点は、腕を伸ばしたとしたら……12.25フィート(≒374cm)垂直跳び……102cm以上(111cmとも)
ダッシュも凄いけど、ジャンプ力も凄いです。
相手の速攻にブロックショットをかまそうとする時のジャンプはかなり高いです。最高到達点でも、NBAトップ5に入るのでは?
パワーもあります。
どんなに相手のチェックが厳しくても当たり負けしないし、パスのボールの速さも相当なものです。
さらに、スタミナも凄い。
1試合のプレータイムが全選手の中で最長の試合はたくさんあるのに最後まで疲れを見せないし、シーズン毎試合フル稼働できるだけの体力があります。
「今日はちょっと疲れてるから休むわ」というのは彼にはありません。
(若さゆえ、かもしれないけど)
おまけにケガが少ない。これ重要。
一度大きなケガをすると回復に時間がかかるし、復帰してもすぐに別の箇所(または同じ箇所)を負傷……というケースが多いけれど(最近ではデリック・ローズが心配…)、レブロンはこれまで長期離脱がありません。
毎試合フル稼働でいられるのはケガしていないから、というのもあるのでしょうけど、いずれにしても凄いです。「無事是名馬」という言葉にもあてはまる選手です(マイケル・ジョーダンやカール・マローンなんかも同じでしたね)。
まとめ
上の記事には、「バスケットボールの最高峰を目指そうとすると、走力という基本的運動能力が常に試されるのである」と書かれていましたけど、レブロンを見ていると、
全部すごいから最高峰なんだヨ!
と思います(笑)。
スピードもパワーもスタミナも。そして、ボールコントロールもシュート精度も状況判断能力もパスも。
NBAは「フィジカルエリート」だらけのリーグです。
その「フィジカルエリート」の中で「エリート」レベルを超越した「化け物」(笑)なのがレブロン・ジェームズなわけで。
世界陸上に出ているアスリートも凄いけど、あの身体であの総合力を持ったレブロンもやっぱりハンパじゃないよなぁ、と改めて思うのでした。
ちなみに上の写真はレブロンの後ろ姿。
「CHOSEN 1(選ばれし者)」
というタトゥーが背中にあります。
「チョウセンワン(朝鮮湾)」とは読まないように(笑)。
書いた人
-
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール