ヒョードルが日本で負ける日はそう遠くなさそうだ…

週末にヒョードルがロシアで行った試合のニュース記事が出ていました。

ヒョードルが復帰2戦目、あわやの場面も判定勝ち

1度ダウンして大ピンチだったという内容の記事をチラホラ見かけたので、どんな内容だったかが気になり映像を見てみました。

実際に見て思ったのは、「こりゃ近い将来、日本のリングで負けるかもしれないなぁ……」でした。

動きは決して悪くない

ヒョードルの動き自体は決して悪くなかったと思います。ダウンするまでは「いつものヒョードル」というか、フットワークは軽かったし、重たそうなパンチをスムーズに連続で出していたように見えました。

ピンチを凌いだ後のスタンドでも強烈な一発をいつでも出せそうだったし、出そうとするモーション(フェイント)も鋭かったです。

なので、動きが劇的に「劣化した」ようには全然見えませんでした。

相手にかなり研究されている

一方で、相手に相当研究されているんじゃないかと感じられました。

ダウンのきっかけとなったファビオ・マルドナドのショートフックは、作戦として狙っていたものだと思います。連打でラッシュしている時や、一旦間ができてからの右ストレートの時、ヒョードルのガードは完全に下がります。そこを突く作戦を試合前に練っていたのでしょう。フックがカウンター気味に上手く入ったので相当効いたように見えました。

引退前に3敗したうちのアントニオ・シウバ戦も、ヒョードルのガードが下がっている時に積極的に(勇気をもって)攻撃していたのが良かったなと思っていました(体格差で圧倒していたのが一番大きかったですが)

そういえば、アントニオ・シウバも、今回のファビオ・マルドナドも、共にアメリカン・トップチーム所属。

偶然ではないのかもしれません…

若くてスタミナのある選手なら勝てた

今回の試合でマルドナドは、ヒョードルのダウンからの追撃でスタミナ切れを起こしてしまったようで、ヒョードルに立ち上がられた後にとどめの一撃を入れることができませんでした(これが結果的に勝敗を分けてしまった)

マルドナドは36歳。39歳のヒョードルより年下とはいえ若くなかったので、ちょっと惜しかったなぁと思います。もう少し若くて勢いのある選手だったら、スタンドに戻されても追撃できたかもしれません。

他方で、若い選手だったら、あのショートフックを入れるのは難しかったかもしれないですけど。

RIZINのヘビー級トップクラスの選手は知名度こそ高くない、いや、低いけれど、若くて「これから」の思う選手もいます。

その中からRIZINでヒョードルに勝つ選手が近い将来出てきそうだな、と思わせるヒョードルの辛勝でした。


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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士