OAKLEYの「Harmony Fade」。かっこいいけど、選手独自の色も出してほしい
ピョンチャンオリンピックでOAKLEYのゴーグル or サングラスを使用している選手の9割(いや、それ以上?)は、「右イエロー、左オレンジ」のフレームのものを使用しています。
「Harmony Fade」という、オリンピックのスペシャルモデルです。
通常モデルにはないカラーリングだし、オリンピックに出ているアスリートが使っているところを見ると一層カッコいいなぁと感じるのですが、個人的には(選手も自分も)独自のカラーの方がいいと思っています。
カラーを統一するメリット
OAKLEYがオリンピック用カラーのゴーグル&サングラスを出したのは、今回が初めてではありません。
2016年のリオデジャネイロオリンピックでも、「Green Fade」という「ライトグリーン×マットホワイト」のモデルを出していました。
オリンピックでは、これが初の試みだったかと。
ツールドフランスでも記念モデルを出しているけど、「選手がみんな同じサングラス」ということはなく、選手個々がチームカラーやジャージに合わせたカラーのものを使っています。
メーカーが選手に提供するアイテムのカラーを統一するというのは、2010年のサッカーW杯が最初だったと思っています。
当時はナイキが「パープル&オレンジ」、アディダスが「ブラック&イエロー」のスパイクで統一していました。
(リオネル・メッシだけはスペシャルカラーだった)
カラーをメーカーで統一すると、遠目でも
「ああ、この選手は○○○○(スパイク、サングラス等々)を使っているんだな」
というのが分かりやすいです。
バラバラのカラーだと、アップでカメラに映っているところを見て、ロゴなどを確認しないと分かりにくいでしょう。
その点では、宣伝効果の即効性が高いだろうなと思います。
こんな私のようなマニアックな人以外にも分かりやすいはず(笑)。
そして、それを限定モデルとして発売すれば、食いつく人も多いかと。
特に、私のような「限定モデル」という言葉に弱い人にとってはヤバいです(苦笑)。
個性がほしい
ただ、どうも引っかかっています。
何というか、個性が消されているような……
「選手は、プレーやパフォーマンスで個性を発揮すればいい」
と言えばそのとおりなのですが、使っているアイテムにも選手個々の独自性や思い入れを反映した方がカッコいいよなぁと。
金メダルを目指す選手が、どこかにゴールドをアクセントに入れていいと思うし、
「自分のカラーは赤だ」という選手なら、レッドでいいと思うし、
自国の国旗やユニフォームのカラーに合わせたカラーリングもいいと思います。
もしかしたら、選手も「そりゃそっちの方がいいよ」と思っているかもしれません。
でも、メーカーから提供してもらっている以上は勝手なことはできないという事情もあるのかぁと(勝手な推測)。
統一するのはユニフォームだけでいい
もちろん個性を出すためなら何でもいいとは思いません。
国やチームのユニフォームであるウェアがバラバラになったらダメに決まっているし、そんなユニフォームのカラーを消してしまうほど大きく派手なカラーを出してしまうのもどうかと思います。
でも、ほんのちょっとしたところ、例えばグローブやシューズやサングラスやヘルメット、キャップぐらいのアイテムには個性があってもいいよなぁ、入れてほしいなぁ、という思いがあります。
自分が少年なら、好きな選手のアイテムと同じメーカー&カラーを真似ると思うし、40代になった今でも、活躍している選手の使用&仕様アイテムを見て影響を受けているので(笑)。
夕べのスピードスケート女子500mで(素晴らしいレース&レース後でした)、小平選手がすごく集中していたために、練習用のサングラスから試合用(多分Harmony Fade)に替えるのを忘れていたというニュースを見たのですが、使用したその練習用サングラスは、黒のフレームにゴールドのロゴでした。
ウェアとマッチしていたし、「金メダル」のゴールドをOAKLEYロゴのカラーとして使っていてカッコよく、
「これだっていいじゃん!すごくいいじゃん!」
と思ったので、こんなことを書きました。
次にサングラスを買う時は「黒×ゴールド」にしよう!
と思います♪
ほんとに。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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