ウルトラマラソン世界記録保持者の「Before」に驚き&刺激を受ける
2022年も残り2ヶ月になりつつありますが、今年のスポーツ10大ニュースは相当難しくなりそうです。
いろいろありすぎて(苦笑)。
そんな中、個人的に「コレはノミネートしたい!」というのがあり、それがウルトラマラソンの世界記録更新です。
100kmウルトラマラソンと24時間走の世界記録を、同じ年に同一人物が更新しているのです。
リトアニアのアレクサンドル・ソロキンという選手で、100kmウルトラマラソンを6:05:41で走り、24時間走では198.6マイル(≒319.6km)という記録を残しました。
リトアニア人選手という点に珍しさを感じつつ、元々凄いランナーだったのだろうと思っていたのですが、ランナーとしてのキャリアを知ってびっくりでした。
10年前の「Before」が…
知ったきっかけはFacebookのタイムラインでした。
マラソン関連の記事を読んでいたので「おすすめ」記事に出てきたのだと思いますが(笑)、ソロキンの「ビフォー/アフター」のような写真とともにこんな記事がありました。
ざっくり要約すると、ソロキンは31歳の頃(10年前)はタバコも吸っていたし、暴飲暴食で相当太っていたそうです。体重100kg超だったとか。
それが記事の左側の写真。
そこから一念発起してランニングを始めて、10年後には右側の写真のようになり、100km走と24時間走で世界記録保持者にまでなった、というものです。
左右の写真が同一人物とは思えない…(汗)。
ランニング歴たった10年だった(汗)
元々若い頃からトラックレースとかマラソンを走っていた人なのかと思いきや、そうではなかったようです。
調べてみたら、こんな記事がありました。
100km6時間5分41秒の世界最高タイムを出したのは元体重100kgのリトアニア人ランナー
走り始めたのは32歳の時だった。
「25歳までカヤックをやっていました。世界選手権にも出場しましたが、肩のケガで引退を決意。その後はビール、タバコ漬けの生活になり、体重は100kgまで増えました。ある日、こんな生活はやめよう、人生を変えようと決意しランニングを始めました」
ソロキンは現在41歳なので、およそ10年前のことだったそうです。
この10年で相当密度の濃いトレーニングをしてきたのでしょうし、元々足腰が強かった、心肺機能がカヤックで鍛えられていたなどの身体的素質もあったのかもしれないですが、記録がとんでもないだけにただただ驚きでした。
「全ては自分の意志で決まる」
スゴイと思いつつ、
「自分もコツコツ鍛え続ければとんでもない記録は無理だとしても、少なくとも今の自分を上回ることはできるんじゃないか?40代後半になってからでもできるんじゃないか?」
と思えるようになりました。
目下サブ3.5を目標としていますが、「その先も目指せるんじゃないのか?」と。
レースに向けたトレーニングをしていてランニングがより楽しく感じられるようになっているので、レース後もコツコツやっていこうという気になりました。
上の記事には、ソロキンのこんなコメントもありました。
「日本はウルトラマラソンが盛んだと聞いているので、ぜひ一度行きたいと思っています。日本のランナーの皆さんには、私の経験から『全ては自分の意志で決まる』と伝えたいです」
全ては自分の意志で決まる
いい言葉だし、その通りだと思いました。
レースに向けてメラメラしてきました🔥
書いた人
-
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール