【2023板橋Cityマラソン出走記】 ②初めての「悔しい」自己ベスト更新
（つづき）
スタートからの渋滞にしばらく巻き込まれて最初の1kmを5:10と出遅れ。
「このままではアカン！」と、自分の設定ペースに戻すように努めました。
5kmまで落ち着かず…
前方に人がたくさんいる状態は1kmを過ぎても続き、
「このままじっと人混みの中にいたらこのペースに落ち着いてしまうんじゃないか？」
という不安（焦り？）を感じ、ペースを上げてコースの端から追い抜くことをしばらくやりました。
抜いても抜いても人はたくさんいて（苦笑）、3km～4kmあたりは逆にペースを上げすぎてしまいました。
「ヤバい。このままじゃ42kmもたないぞ…」
という不安が出たものの、5kmぐらいになってから人混みがだいぶクリアに。
ようやく自分の設定ペースで走れる状況になりました。
ほぼ順調に中間点まで。しかし…
5kmを過ぎてからはほぼずっとキロ4分50秒～55のペースで走ることができました。
天候がとても良く、終盤に暑くなることを想定してウェアを薄手（シングレット＆ショートタイツのガチスタイル。アームスリーブなし）にしたのが正解でした。
20kmあたりで一度トイレinしたものの大きな遅れにはならず。
ただ、トイレでのもたつきがあり、中間点を1:44:30ぐらいで通過しました。
この時点で
「マズい。マズいぞ。もう全然余裕ないぞ」
という状況に追い込まれました（苦笑）。
後半はやはりキツくなる
レース後半に入ってもなるべくペースを安定させようと努めていましたが、1km毎のラップタイムが数秒ずつ落ちていきました。
ストーンと落ちることは最後までなかったけれど、地味にジワジワと落ちている感じ。
給水は手前で歩いてしっかり水（or スポーツドリンク）を取って、しっかり飲んで、紙コップをごみ箱にしっかり捨てるようにしていたので、若干（数秒程度）のタイムロスがあったけれど、それは織り込み済み。
ただそれを差し引いてもペースが徐々に落ちていると感じたので、30kmあたりからは
「ピ～ンチ！」
と思っていました。
でも、それでもいわゆる「30kmの壁」は特に感じずに30km以降も走れました。
本当に苦しくなって「ヤバい。走りつづけられるだろうか？」と思ったのは、35kmを過ぎてから。
そこからは、「あと7kmだ」とカウントダウンを始めて、
「7kmなら平日朝のいつもの距離じゃん。あっという間じゃん」
と自分に言い聞かせて、心を折らずに走りつづけられました。
約5年ぶりの自己ベスト更新なのに「悔しい」
最終的に最遅ラップは5:14（トイレinした時のラップを除く）。
初めて極端なペースダウンをせずに走れました。
まぁ9割ぐらいコースと天候が良好だったおかげでしょうけど（笑）。
フィニッシュタイムは3:32:15。
約5年ぶりに自己ベストを3分40秒更新！
…と書けば良い感じに見えますが、フィニッシュ後の自分には悔しさしかありませんでした。
「サブ3.5出来なかったぁ…」という。
サブ3.5を出来るだけの準備とコンディションが整えていただけに（そう思い込んでいただけかもしれない…）、
「Mission incomplete！」
という感じしかしませんでした。
なるべくポジティブに考えると、
「48歳で自己ベスト更新できたじゃん！」
「まだ記録更新できそうだっていう感触も掴めたじゃん！」
といったところかと。
「ああいう練習をしよう」「レース前にこういうことをやっていこう」といったトレーニングの改善点も浮かんできたので、また鍛え直すのみだなと。
悔しかったけれど、それしかないです。
自己ベストを更新できたのに「悔しい」と思ったのは初めてのことでしたが、こういうこともあるんだなと。
来季2023-24シーズンは、サブ3.5を達成「したい！」ではなく「するぞ！」という気になりました。
書いた人
-
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す（あと2分ちょっと…）自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
＞＞＞詳しいプロフィール