なぜプレー経験のないラグビーに夢中になっているのか考えてみた
いろんなスポーツが好きで、やってみたりもするのですが、ラグビーはまともにプレーした経験がありません。
「やったことがある」と言っても、高校の体育の授業ぐらいです(苦笑)。
(他にも経験のないものはたくさんあります。フルコン空手、アメフト、ウィンタースポーツ等々…)
でも前回大会以前から、ラグビーワールドカップはめちゃめちゃ見ています。日本代表以外の試合でも。
そこで、
「やったことないのに、なんでこんなにラグビーを熱く見ているんだろう?」
という自分への問いに対し、「スポーツが好きだから」以外の答えを考えてみました。
TVドラマの影響?
まず思ったのは、ドラマ『スクールウォーズ』の影響(笑)。
リアルタイムでは見ていませんが、中学生時代、平日夕方に再放送されていたものを見ていました。
ただ、当時は「青春ドラマ」としては見ていたけれど、「ラグビーが好きだ!」「ラグビーをやるぞ!」とは思わなかったです(苦笑)。
ラグビーよりも、ストーリーの展開ばかり気にしていました。
出身大学の影響?
学生時代は、国立競技場や秩父宮ラグビー場へ早明戦の観戦をしていました。
中学時代に「早稲田に行けたらなぁ…」と思っていた頃、ラグビーでは堀越正巳さんや今泉清さんがバリバリに活躍していたので、野球や駅伝だけでなくラグビーも強いんだということは認識していました。附属高校に入学した当時も、身長190cmオーバーのラグビー部の先輩がいてビックリしたものです(マジで大人のコーチかと思ったものです)。
学生時代、母校のラグビーを応援していたのは間違いないですが、それでもラグビーそのものに魅せられることはなかったように思います。
最初に見たワールドカップのインパクトが強烈だった
ラグビーワールドカップを最初に見たのは、1995年の南アフリカ大会です。
日本代表がオールブラックス相手に、今も記録に残る17-145の大敗を喫した大会。
そして、そのオールブラックスに南アフリカが勝って優勝したドラマチックな大会です。
(映画『インビクタス』を見ると、改めて感動します)
この大会が強烈でした。
大学ラグビーや日本選手権でバリバリ活躍していた選手で構成された日本代表が、オールブラックスにコテンパンにされるところを見て、皮肉にも「ラグビーって、すげぇ」と思いました。
わんぱく相撲で優勝した小学生と、大相撲の横綱ぐらいの差を感じたもので…。
当時、海外のラグビー選手のことは詳しく知っていませんでしたが、ジョナ・ロムーだけは記憶に残りました。
同じ年に生まれた選手なのに、怪物のようなカラダと動きをしていたので(汗)。
(今YouTubeでハイライト映像を見ても違いを感じます)
ラグビー選手のかっこよさ・リスペクト
ラグビーを見ていて一番に感じるのは、
「ラグビー選手、かっこいい」
です。
容姿とか体格ではなく、紳士さ・真摯さや品格を感じるのです。
試合前の国歌斉唱で泣けるほどの鍛錬をしてきている。
レフェリーに文句を言わない。
演技で反則を誘発しない。
「俺が俺が」っていう感じの選手がいない。
試合中に小競り合いがあっても、試合が終われば文字通り「ノーサイド」。
インタビューの受け答えでも、主語は「I」ではなく「We」がほとんど。
試合に勝って浮かれている選手、皆無。
等々。
とにかく「かっこいいなぁ」「素晴らしいなぁ」と感じる選手ばかりなのです。
同じフットボールでも、サッカーでは「なんだコイツ」みたいな選手がちょいちょいいたりするのですが(笑)。
選手もそんな感じだし、競技自体も簡単に見よう見まねでできない激しさ・キツさなので、ただただリスペクトなのです。
そこに一番惹かれているんだと感じます。
次回大会以降も熱くなること間違いなし!
今大会は、日本開催なこともあり世間でも盛り上がりを見せていますが、私は次回大会以降も熱く観戦することでしょう。
自分がプレーすることは今後もないと思いますが(苦笑)、ラグビーは素晴らしい競技だし、選手も素晴らしいです。
13日のスコットランド戦、勝ってほしいです。
勝ち点とかボーナスポイントとか、そんなことは考えずに、勝つのみです!
(その前に台風が心配ではある…)
ベスト8の相手は南アフリカです!
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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