PSGがすごいことになっているが不安が一つだけある

サッカー

気がつけばオリンピックが終わって1週間。
オリンピックの競技を見て書きたいなと思ったこともあったのですが、時すでに遅し。
鮮度が低くなってしまったので(苦笑)、他のことを書くことにします。

 

欧州各国のリーグ戦が開幕しました。
EUROとコパアメリカがついこないだ終わったばかりで早いなと感じるのですが、シーズンオフ期間もいろんな動きがありました。

その中でも触れなければならないのは、S・ラモスとメッシというリーガ・エスパニョーラ二大巨頭チームのキャプテンの移籍でしょう。

まさか二人が退団するとは。

そして、まさか二人が同じPSGに移籍してチームメイトになるとは。

文字通りの「昨日の敵は今日の友」状態なのですが(笑)、PSGが面白いことになりそうです。
ただ、やっぱり一つだけ不安があります。

 

 

PSGがすごいことになった

メッシ、S・ラモスの加入だけでもとんでもないことなのですが、それだけではないです。

・GKドンナルンマの加入
・DFアクラフ・ハキミの加入
・MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの加入

もあります。

他方、他チームに移籍する大物選手が【現時点では】いません。
(キリアンとナバスの移籍は今後ありうるので「現時点では」を強調しています)

メンバーを列挙してみると、こんな感じです。

GK ドンナルンマ、ナバス
DF ハキミ、S・ラモス、マルキーニョス、キンペンべ、クルザワ、ベルナト
MF ヴェッラッティ、ディ・マリア、パレデス、ハフィーニャ、A・エレーラ、ワイナルドゥム、ドラクスラー、D・ペレイラ、ゲイェ、シャビ・シモンズ
FW キリアン、ネイマール、メッシ、イカルディ、

選手層が厚い(汗)。
ローテーションで選手の体力をセーブすることもできそうです。

正直、メッシがいなくても十分強いのですが、加わったことによってキリアンやネイマールがより一層活きそうです。

 

悲願のチャンピオンズリーグ制覇も、今季のメンバーなら十分可能でしょう。
間違いなく優勝候補の一つに挙げられます。

 

唯一の不安はGK

唯一不安に思っているのはGKです。
いや、ドンナルンマとナバスの実力は申し分ないし、二人とも世界のトップ10に確実に入るGK。個人的にも二人とも高く評価しています。

でも、だからこそ問題なのです。

 

簡単に言えば、

「正GKをどっちにするのよ。サブになった方は移籍しちゃうんじゃない?」

です。

一人しか置けないGKに二人のワールドクラスを抱えるのは厳しいでしょう。ワールドカップ、EUROのような短期決戦じゃないし。
さすがにサブになった方の選手は出場機会の少なさに不満を覚えるでしょう。
で、移籍志願するんじゃないかと。

 

どっちを正GKにするのかですが、将来性を考えれば100%ドンナルンマでしょうね(実力も十分だし、体格のアドバンデージもある)。
まだ22歳。大きなケガをしなければ15年は世界トップレベルでやれるし、この10年は確実に市場価値も上がり続けるでしょう。
他所のチームに放出したら、首脳陣はバ○認定です。

ナバスは今でも素晴らしいですが、年齢的にあと3年ぐらいで限界を迎えるのではないかと。
ちょっと分が悪いです…。

バイエルン在籍期間中ずっとノイアーのサブでも「学びが多いから」と不満を言わずにいたホセ・マヌエル・レイナのような例外的スタンスでない限り、やっぱり出場機会がないと移籍したくなるのではないかなと。

で、ナバスは今回のような形でレアルからPSGに移籍した経緯もあり、とても不憫に感じるのです…。

 

今後の動向も含めて要注目のチーム

そんなわけでナバスがどうするのか気になっています。
レアル時代から素晴らしいGKだと思っているので現在の状況は残念ですが、どの国のどのチームに行っても活躍するだろうなとも思っています。

キリアンもレアルに移籍するのではと言われていますが、そうなったとしてもメッシ、ネイマール、イカルディの3トップで十分脅威だと思うので、ここはまぁ大丈夫かなと。

 

今季の欧州サッカーは、PSGが注目度ナンバーワンのチームでしょう。

ただ、すごいメンバーが揃っている分、相手チームからは徹底的に対策されるだろうし、監督もCL制覇がノルマのような位置づけではないかと。
それはそれで大変そうです(汗)。

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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