大偉業達成のウェストブルック以外に今季のMVPに誰がふさわしいか考えてみた

NBA

ラッセル・ウェストブルックがやってくれました。

シーズン平均でのトリプルダブル達成はNBA史上2人目で、レギュラーシーズンのトリプルダブル試合数42は、オスカー・ロバートソンを超えてのNBA新記録。
数字こそロバートソンには劣るものの(ロバートソンは30.8点、12.5リバウンド、11.4アシスト)、それでも大記録・大偉業です。

トリプルダブルの試合数42も2試合に1回のペースでやっているわけで(レギュラーシーズンの試合数は82)、とんでもない成績です。

 

個人的には今季のMVPはウェストブルックだと思っています。

でも、「いやいや、ウェストブルックちゃうやろ」という人もいて(なぜか関西弁)、その根拠にチーム成績を挙げていることが多いです。「チームの成績と比例していないじゃん」っていう。

そこで、今季のMVPにはウェストブルック以外に誰がふさわしいのか考えてみました。

 

 

ジェームズ・ハーデン?

「ウェストブルック以外」で挙げるなら、筆頭はジェームズ・ハーデンでしょう。

ハーデンも「シーズン平均トリプルダブル」に迫る成績で、得点ランキングはウェストブルックに次いで2位、アシストは1位(今季のアシスト王確定でしょう)。
十分に「驚異的な成績」です。

チーム(ヒューストン・ロケッツ)もすでに54勝して(2017年4月11日現在)ウェスタンカンファレンス3位なので、チームの好成績にも抜群に貢献していると言えます。

 

正直なところ、未だに「ヒゲキャラ」というイメージが強いのですが(笑)、シーズン通じてこれだけのチーム・個人成績を残しているのは素晴らしいです。上位チーム(ウォリアーズやスパーズ)と比べて戦力(メンバー)的にも厳しいけれど孤軍奮闘しているというのが、試合を見ていても感じられます。

 

ただ、それはウェストブルックも同じで、チーム戦力で見るとやっぱり今季はウェストブルックの方が大変だったかなぁと個人的に思います。
昨季までの「相棒」ケビン・デュラントがいなくなったのによく頑張ったなぁという印象が強いので、やっぱりハーデンよりもウェストブルックを推したいです。
別のシーズンなら間違いなくMVPでしょう。

 

アイザイア・トーマス?

セルティックスのアイザイア・トーマスもMVP候補でしょう。

身長175cmと超小柄なのに(私より小さい!)得点ランキング3位。アレン・アイバーソン以来の「スモールマンの得点王」はなれなかったけれど、十分過ぎる好成績です。

チームもカンファレンス2位(1位になるかも!?)。
キャブスに比べて大物選手が少ない(いない?)のに素晴らしい成績です。

 

トーマスもいいけれど、う~ん……感情的にやっぱり今季はウェストブルックで(苦笑)。

 

アンソニー・デイビス?

アンソニー・デイビスも今季大活躍したなぁと思う選手です。
オールスターゲームでいい「お膳立て」をしてもらって得点新記録&MVPも獲得したし(笑)、得点・リバウンドも申し分ない数字。

でも、チーム成績を出すと分が悪いですね。プレイオフに出られないし。
戦力的に厳しい中頑張っていたし、今季途中からカズンズが加わってペリカンズは強くなると思うので、来季以降に期待したいです。

 

デイビスもロンドン五輪以来、「両さんまゆ毛」のイメージが強かったけれど、こんなにいい選手になるとは思わなかった選手(苦笑)。
「5~6年したらNBAを代表する選手になるかも!?」と期待しています。

 

挙げようと思えばけっこういる(苦笑)

実は、これを書き始めた時は

 

「ほ~ら、ウェストブルック以外にMVPにふさわしい選手いないでしょ?」

 

っていう感じの調子で書くつもりだったのですが、MVP候補はそれなりにいるものですね(苦笑)。
ウォリアーズ、スパーズの選手とレブロン・ジェームズを挙げなかったのに数人出てきました。

 

こうやって挙げてみて、誰がMVPになるのか分からなくなってきました(笑)。
でも、それでも今季はウェストブルックを推したいです。

オールスターでスターターになれなかったし(笑)、今季の大偉業にひと華添えてほしいなぁと個人的に思っています。

 

それと、GSWに移籍してウェストブルックの奮起させ、陰ながら大偉業をアシスト(?)したデュラントに「裏MVP」を(笑)。

 

それにしても、ハーデンとウェストブルックとデュラントが、かつては同じチームにいたんだと思うと、つくづくサンダーは惜しい。惜しすぎる……(苦笑)

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール