プレミアリーグ2016-17シーズン。注目するのはマンチェスターの2チーム
9月になったばかりなのに、ヨーロッパでは既に各国のリーグ戦が始まって、3節ぐらい消化しています。
どのチームもまだ本調子ではないでしょうけど(たぶん年内は)、今季のプレミアリーグではマンチェスターの2チーム(UとC)に注目することにしました。
監督の年俸が1位と2位のチームです(※ソースはこちら)。
マンUは監督よりもチーム全体に注目
まずマンU。
ジョゼ・モウリーニョが満を持して(?)マンUの監督に就任したのも大きいですけど、「大型補強(&斬り捨て?)によってどうなるか」というのに特に注目しています。
モイーズとファンハールが、ファーガソン時代の良かったところを完全に消してくれたので(笑)、モウリーニョの課題は「再建」でしょう。モウリーニョは、「元々強いチームを引き継ぐ」よりも「そこそこのチームを強くすること」に長けている印象があるので、期待もあります。
補強面で言えば、やっぱりイブラヒモヴィッチとポグバの加入は大きいです(お金も身長も(^^))。
各選手がどうフィットするかも見究める必要があるので、まだしばらくはいろんな起用の仕方を試行錯誤するのでしょう。
スタメン定着なのは、GKデ・ヘアと、ポグバ、ルーニー、イブラヒモヴィッチ、それとバイリー、フェライニかなぁ。ルーニー以外はみんな高身長。セットプレーでは、攻守ともにかなりのアドバンテージになります。この5~6人に誰をブレンドするかっていう感じだろうな、と。
今季はCL出場権獲得が目標でしょう(いきなり優勝すれば最高ですが)。
マンCはグアルディオラの手腕に注目
一方のマンCは、グアルディオラ監督の手腕【だけ】に注目します。
グアルディオラの監督としての手腕には、個人的には未だに「?」があるからです。
これまでグアルディオラはバルサ、バイエルンと、元々強かったチームしか指揮していません。
バルサの時は、イマイチなチーム状態からいきなり三冠制覇をもたらしたのはすごいけれど、それでも初めからメッシやイニエスタ、チャビ、プジョルらがいたチームだし、いろいろ勝手を知っている「古巣」だったので。
バイエルンはCL優勝チームを引き継いでいます。GKノイアーやラーム、アラバ、ボアテング、ミュラー、リベリ、ロッベンあたりは初めからいたし、そこに自分好みのX・アロンソやチアゴを加えています。FWにレヴァンドフスキやD・コスタを入れたり、補強面の不満もほとんどなかったはず。
バイエルンでの3シーズンでずっとブンデスリーガ制覇したのは流石だけど、CLは一度も優勝できませんでした。しかも、負けた相手はいずれもリーガ・エスパニョーラのチーム(レアル、バルサ、アトレティコ)。
バイエルンは「欧州最強」の地位を確立するために招聘したと思っているので、実は「Mission incomplete」だったんじゃないかなと。
で、マンCが決して悪くなかったペジェグリーニを切ってグアルディオラを招聘したのは、プレミアとCLの両方を制覇するためでしょう。
選手層は厚いし、懸案のGKもクラウディオ・ブラーボを入れて、補強も抜かりないです。言い訳できない状況にあると思うので、グアルディオラがどう引っ張って、どんな結果を出すのかに注目したいです。
ヤヤ・トゥーレをどうするのかにもちょっと注目しています(苦笑)。
まだ1年目。「本領発揮」は来季以降かな
今季のプレミアリーグは、2人以外にもアントニオ・コンテやマウリシオ・ポチェッティーノも加わって、監督が選手並み、いやそれ以上に(笑)豪華です。
でも、まだ1年目。
「いきなり大躍進」というのは難しいでしょう(もししたら、それはすごい)。
新監督は今季の前半は「試行錯誤」の時期じゃないかなと思います。後半になったら「こうしていこう!」というのが固まって、本当の実力発揮は来季以降じゃないかなと。
ファンの期待や年俸からすると、実際はすぐに結果を求められる状況にあるのでしょうけど(苦笑)、個人的には少し気長に見ようかと思っています。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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