厚底ランニングシューズの元祖HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)の「Carbon-X SPE」。レース用シューズに迷いそう…

ランニング、マラソン

縁あってHOKA ONE ONE(「ホカオネオネ」と読む)のランニングシューズ「Carbon-X SPE」を購入しました。

HOKA ONE ONEと言えば、今マラソン界を席巻している厚底シューズの元祖。
以前から興味があったので買ってみたのですが、とても良いです。

レース用シューズをNIKEの「ZOOM TEMPO NEXT %」とどっちにするか迷いそうです(笑)。

 

 

厚底シューズの「元祖」を履いてみたかった

HOKA ONE ONEのシューズには、以前から興味がありました。
マラソン界で薄底が主流だった2010年代前半から底が厚いシューズに特化していて、第一印象は「なんかゴツイなぁ」でしたが(笑)、ウルトラマラソンで使用しているランナーがけっこういたのを見て、

「疲れにくいのかもしれないな。見た目より重くないのかもしれないな」

と興味が沸いてきました。

 

今ではアイアンマン(トライアスロン)のレジェンド、デイブ・スコットがアンバサダーをしていて、現役トライアスリートも去年の世界王者ヤン・フロデノを初めとして有力選手が使用しているので、興味を持たないわけにはいかない(笑)。
一度は履いてみたいなと思うようになりました。

 

履いてみた

購入して早速ランニングに使用してみました。

10kmほど走ってみたのですが、ゴツめな見た目と違って、普通のランニングシューズのように軽い。
公式サイトによると250gぐらいなので、めちゃめちゃ軽いわけではないけれど十分軽いのでは。

安定感もあり、カーブしてもバランスが崩れにくい感覚があります。

クッション性については、カーボンファイバープレートが入っているだけあって、反発が強いです。
グニュっていうクッション感がほとんどなく、一歩着地するとすぐにポーンと跳ね上がり、走り心地も良好。
10kmをキロ6:00ペースで走ってみたのですが、快適でした。

↑ソールからカーボンファイバープレートが見える

 

履いてみて、「たしかに疲れにくいかも」という感覚がありました。
ウルトラマラソンで使用しているランナーが多くいるのも納得だし、フルマラソンでも十分いけそうだと思いました。

 

NIKEとの比較

「カーボンプレート入りの厚底レーシングシューズ」という共通点からすればアルファフライとの比較がベストなのですが、持っていないので(苦笑)「ZOOM TEMPO NEXT %」(以下、TEMPO)との比較を。

 

軽さは、ほとんど変わりないです。
測ればちょっと違うかもしれないですが、履いているかぎりでは差を感じません。

 

フィット感は、TEMPOの方がしっかりフィットします。
アッパーがニット製(フライニット)だからでしょう。ぴったりしたフィット感が好きな人はNIKE、従来のシューズと同じフィット感を好む人はHOKAがいいかなと思います。

 

クッション性(反発力)は、走り方によって感じ方が違うかもしれません。

ソール(底)の形状が違うからなのでしょうけど、フォアフット走法(前足着地)の人ならNIKEの方が反発力を感じるかも。前足部分にあるZOOM AIRポッドが効いて、より跳ね上がる感覚があるかと思います。

反対にヒールストライク走法(後足着地)の人はHOKAの方がいい感じじゃないかと思います。
後足から着地して走ってみると、スムーズに前に進む感覚があります(これが推進力ってやつでしょうか)。

私自身はフォアフット走法だと勝手に思っているので、フルマラソンまでの距離ならNIKE、それ以上の距離ならHOKAの方がいいかなという感じですが、フルでも最後までフォアフットで走り切る自信がなければHOKAもアリだと思いました。

 

レース用シューズに迷いそう(笑)

以前TEMPOを購入したときには、レースではTEMPOを使うということを書きましたが、上記のような感じなのでレースではTEMPOかHOKAかの二択になりそうです。

たぶん前日、ヘタすると当日朝の感覚で「今回はこっちでいこう」みたいなチョイスになるかも(笑)。

(※2020年12月28日追記: レース用シューズはTEMPOにすることにしました。まだ次のレースは未定ですが(苦笑))

 

いずれにしても購入してみてよかったです。
本当はアルファフライが欲しいところですが、勝負(レース)の予定がしばらくないのでまあいいかと。

価格差も税込で5,500円あります。
およそプロテイン1kg分の差(笑)。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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