2019バスケW杯アメリカ代表は「ベスト」から程遠いメンバーに。日本チャンス?
8月末に中国で開催される予定のFIBAバスケットボール ワールドカップ2019。
以前は「世界選手権」と呼んでいたと思ったけれど、いつの間にか「ワールドカップ」に変わっていました(笑)。
そんなことはともかく、毎回優勝候補筆頭で目玉となるアメリカ代表ですが、メンバーがあまりにもイマイチすぎて、楽しみが8割減になっています(苦笑)。
他方で、グループリーグでアメリカと対戦予定の日本代表にとっては、チャンスかもしれません。
それでもアメリカに勝つのは厳しいけれど、「善戦できるかも!?」という期待はあります。
オールNBA○thチーム?
NBAではシーズン後に、そのシーズンのベスト5(サッカーで言うベストイレブンみたいなやつ)を3チームまで選出します。
ベストチームが「オールNBA 1stチーム」で、2番目のチームは「2nd」、3番目のチームは「3rd」。
2018-2019シーズンで言うと、
1stチームは、ステフ・カリー、ジェームズ・ハーデン、ヤニス・アデトクンボ、ポール・ジョージ、二コラ・ヨキッチ
2ndチームは、カイリー・アービング、デイミアン・リラード、ジョエル・エンピード、ケビン・デュラント、カワイ・レナード
3rdチームは、ラッセル・ウェストブルック、ケンバ・ウォーカー、レブロン・ジェームズ、ブレイク・グリフィン、ルディ・ゴベア
でした。
上記3チームのうち、現時点(2019年7月29日現在)でワールドカップのアメリカ代表候補者なのは、ケンバ・ウォーカーただ一人です。
他の14人は、アメリカ以外の国籍の選手か、負傷中か、不参加表明。不参加表明の理由はいろいろでしょう(新シーズン前にケガしたくない、疲れたくない、リフレッシュしたい等々)。
「ベスト」と言えるチームは組めなくても、それに近いチームにしようとしているのでしょうけど、候補に挙げた選手がことごとく不参加表明していて、現時点の候補者リストを見ると「え?誰?」という選手もちらほらいます(苦笑)。
最終的に出来上がるチームは一体「オールNBA 何thチーム」ぐらいになるんだろうかと(苦笑)。
10thあたりかもしれません……
それでも実力はあるし、アピールするかもしれない
もちろん、それでも強いことは間違いないでしょう。
候補選手は、みんなNBAの第一線で活躍している選手です。有名無名はあれど。
そして、こういう選手だからこそ頑張るかもしれません。
新シーズンはスターターの座を確立したいとか、プレータイムを増やしてほしいといった要望のある選手なら、ここでハッスルすることが所属チームのコーチ陣へのアピールになるでしょうし。
冒頭に「日本はチャンスかも」ということを書きましたが、アメリカ代表に選ばれた選手が気合いを入れてきたらノーチャンスでしょうね…
なので、アメリカ代表にはあまり気合いを入れず臨んでほしいところです(笑)。
優勝候補だけど「優勝確実」とは言い難い
今回のアメリカは、もちろん優勝候補ではあるけれど、「筆頭」かどうかはビミョーではないかと。
優勝を狙うどの国も
「今回のアメリカは食うチャンスだぞ!」
と考えているはず。
名前負けすることはないし、スターターだけならアメリカと同レベルか、それ以上の国もあるでしょう。
スペインとかセルビアとかは、本気で勝ちに行きそうだし、実際勝てるかも。
そんなわけで、今回のアメリカは「優勝確実」とは言い難いです。
「アメリカが負けるかも」という点では注目したいところですが、やっぱりメンバーがなぁ……。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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