「経験から学ぶ」は永遠に続く

学び

「経験から学ぶ」というのは物心ついてからあるものだと思っていますが、今でもたくさんあるし、これからも生きている限りずっとあるものだろうなと感じています。

 

 

今年はケガから学んだ

もうすぐ2023年も終わり。
今年もあれこれ経験から学びましたが、1つ「コレ!」というものを挙げるなら、ケガから学んだことかなと。

 

10月の東京レガシーハーフでハムストリングスを痛めてしまい、この負傷が思いのほか長引きました…。

当初、肉離れではなさそうなレベルの痛さ(歩く分には支障はなかった)だったので、最低限のケアをしつつ1~2週間休んでおけば治るだろうと思っていました。

 

が、「そろそろ大丈夫かな?」というタイミングで走ってみると数kmで痛みが。

「まだダメだったか」ということでもう数日様子を見ても、やっぱり同じ状況。

結局10月末に予定していたフルのレースは出走をとりやめ、10月後半はウォーキングしかできませんでした。

 

「このままだとヤバいな」ということで11月から治療院に通って鍼治療を受けました。

そこの先生曰く、「けっこう奥の方の骨に近い部分をやっちゃってますねぇ」と。

そして「ウォームアップ、ちゃんとやってます?」「ストレッチやってます?」と。

 

絶句…(汗)。

 

表情を読み取られ、

「十分に温まってない状態で急激に力出しちゃったからじゃないですかね?」

と。

 

たぶんその通りだと思いました(苦笑)。

 

年齢を毎年重ねて着実に最大心拍数や筋肉量、基礎代謝などの数値は落ちていて、リカバリーに要する時間が年々かかっていると実感しているにもかかわらず、トレーニング前後のケアは変わらずおろそかでした。

走る前に動的ストレッチは一応やっていたのですが、「ウォームアップをして筋肉を温める」というのはほとんど意識していませんでした。ていうか、ウォームアップで走るのは「本格的に走る前に消耗しそうでイヤだ」ぐらいに思っていました(苦笑)。

 

後でいろいろ本を読んでみると、筋肉を温める目的でのウォームアップは大切なようでした。

「そういえば国内外のエリートランナーもスタート前にウォームアップ走しているなぁ」

とか思い出したりして、私には完全に抜け落ちていたところでした。

 

12月初旬にようやく治療院の先生からゴーサインをもらい、ハーフのレースに参加。
7割程度の力ながら痛みなく完走でき、ようやく調子が出てきました。

 

約2か月もまともに走れなかったのは初めての経験でした。
それだけにショックや辛抱のツラさも大きく、二度と経験したくないと思いました。

今はトレーニング前後のルーティーンを完全リニューアルして、筋肉のウォームアップとクールダウンを意識して必ず行うようにしています。
(そもそも「やっていて当たり前」の話なのですが…(^^;))

 

同時に、「ココが痛いとこんな感じなんだ」というのをいくつか体験しました。

 

リハビリの過程で、ハムストリングスに限らずあちこちで「いてぇな」というのがありました。
すべて超軽症でしたが、アキレス腱だったり膝だったり股関節だったり。

なので例えば

「股関節が痛いとこういうツラさなんだ」

などをプチ体験することができました。

 

マラソンや駅伝の選手が○○○を痛めているといった情報をよく見ますが、「こういう感じなんだな」というのが少しだけ分かったような気がしてきました。
それだけに今までよりいっそう同情(共感?)できるようになったんじゃないかと思います。

 

ネバーエンディング…

年が明けて誕生日を迎えると49歳になりますが、まだまだ学ぶことが多いなと感じます。
もちろん「もう十分学んだ」とは思っていませんけど(笑)。

 

仕事でもなんでもそうですが、「経験から学ぶ」ということはこれからもずっとあるのだろうなと思っています。
うれしい経験からもツラい経験からも。

「Never ending learning」ということかと。

 

これからも「経験」というのはいろいろあると思うので、そこから何かを学ぶ(学び取る)姿勢だけはちゃんと持っておきたいなと思います。

 

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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