ラグビー ワールドカップ決勝トーナメントにハズレなし!そう断言していいくらい毎試合熱くて面白い
ラグビーワールドカップ2023の準決勝までが終わり、決勝戦(と3位決定戦)のカードが決まりました。
日本代表は残念ながらすでに敗退していますが、決勝トーナメント(ベスト8以降)は本当に熱くて面白いです。
「ラグビーワールドカップ決勝トーナメントにハズレなし!」
そう言っていいくらい、毎回面白いです。
屈強な漢たちのガチンコ勝負
一言で言ってしまうとこんな感じですが、一言では表現しがたいくらい熱くて素晴らしいです。
プールリーグで圧倒的な強さを見せたり主力メンバーを温存させたチーム(国)も、決勝トーナメントになると毎試合ベストメンバーの100%真剣勝負になります。
プールリーグでトライをバンバンやってボーナスポイントを獲得していたチームが、決勝トーナメントになるとトライを奪えず、ペナルティゴールで3点ずつコツコツ獲っていく、ということも多々あります。
サッカーのワールドカップでも「グループリーグと決勝トーナメントは別モノ」と言うし、アメリカの4大メジャースポーツでも「レギュラーシーズンとプレイオフは別モノ」と言いますが、ラグビーワールドカップも同様に「プールリーグと決勝トーナメントは別モノ」だと感じます。
実力が拮抗していてどっちが勝つか分からない
なぜ面白いのかというと、コレに尽きると思います。
プールリーグを1位で通過したチームはたいてい全勝で、2位抜けのチームは1敗で通過しています。
この1位と2位に、ほとんど差がないことが多いのです。
それを証明するかのように、決勝トーナメントのベスト8は4試合すべてが「プール○1位 vs プール△2位」という組み合わせだったのですが、4試合で1位の方が勝った試合は1試合だけでした。
つまり、ベスト4のうち3チームは2位抜けのチームだったということです。
世界ランク1位でプールリーグも全勝だったアイルランドも負けてしまったし(ニュージーランドに)、今大会の開催国でプールリーグではニュージーランドに勝って1位通過したフランスも負けました(南アフリカに)。
どの試合もどういう結果になるのか、さっぱり予想ができないのが面白いポイントだと思っています。
試合終了直後のコントラストと選手の紳士さに感動する
個人的に強く感じる熱さ・面白さをもう一つ挙げるなら、コレになります。
試合終了が決まった瞬間、勝ち負けに関係なくヘナヘナとその場に倒れ込む選手もいます。全力を出し尽くして余力がないような様子で。
それまでの緊張感、集中力がハンパないし、100%以上の力を出したからこそなのでしょう。
で、勝ったチームの選手は喜び、負けたチームの選手は肩を落とすのですが、それはほんの少しの間だけで、すぐにお互いの選手がお互いを称え合います。
まさに「ノーサイド」の精神なのでしょうけど、勝ち負けの感情を出さずに健闘を称え合う姿にジーンと来てしまうのです。
涙腺が弱くなっているのかもしれません(苦笑)。
ラグビーを見れば見るほど惹かれるのは、選手の紳士さもあると思っています。
同じ「フットボール」のサッカーとの比較になってしまいますが、
・反則をもらうためにオーバーな演技をしたり、必要以上に痛がる選手がいない
・審判のジャッジに文句を言う選手がいない
・相手に侮辱的な態度をとる選手がいない
といったところがいいなぁと思うのです。
見た目は明らかにラグビーの選手の方がイカツイのですが(笑)、紳士さは圧倒的にラガーマンの方がいいなと。
(もちろんサッカーはサッカーで魅力があるのですけどね)
あと2試合で終わってしまう…
残り2試合で大会が終わってしまうのかと思うと「早いなぁ…」と思ってしまうのですが、日本の初戦だったチリ戦が9月10日に行われたことを確認すると、「ああ、もうそんなに経ってたんだ」と感じます(笑)。
ただ決勝トーナメントの熱い試合は、どの試合も何度見ても面白い。
あと2試合を楽しみたいし、終わった後も再放送とかしてほしいなと思います。もちろん日本戦でもいいです。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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