「BIG 3」が引退してもテニスは面白くありつづけそうだ

雑感

男子プロテニス界で「BIG 3」と言えば、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチの3人。
(かつてはアンディ・マリーを含めた「BIG 4」でしたが、マリーは今ちょっと…)

今でも「BIG 3」の存在は絶大で、過去10年(2013年以降)の4大オープン優勝者を見ると、

スタン・ヴァヴリンカ 2回
アンディ・マリー 2回
マリン・チリッチ 1回
ドミニク・ティエム 1回
ダニール・メドベージェフ 1回

を除く29回は全て「BIG 3」の誰かが優勝しています(驚)。

しかも3人とも今でも現役です(さらに驚)。

 

とはいえ、さすがに30代後半…いや、アラフォーなので、3人共あと数年で引退する可能性があります。

「そうなると、テニスが面白くなくなるかもしれないなぁ」と思うこともあったのですが、どうやらそれは杞憂に過ぎなさそうです。

 

 

すごい試合!

昨日のUSオープン準々決勝、カルロス・アルカラス vs ヤニック・シナーは5時間15分のフルセット大激戦で、終了時刻は26:50(翌日午前2:50)だったそうです!(驚)

ナダルが敗退したためアルカラスに勝ち上がってほしいなぁと思いながら経過をネットで追いかけていたのですが、大激戦だったのでハイライト動画を見ました。

 

これがすごい試合でした!

 

 

両者よく動いてよく拾って、エグいショットを出しまくる!

 

という表現しかできない(苦笑)。

ベテラン選手なら多少力を抜けそうなところで抜いて長丁場を凌ぐ部分もあると思うのですが、19歳のアルカラスと21歳のシナーは全然そんなところがなく、終始全力プレーで決めに行っていた感じでした。

20分程度のハイライト映像だけでも熱くなれる、面白い試合でした。

 

「BIG 3」後も面白そう

アルカラスは素晴らしい選手だと改めて思いました。

泥臭くボールに食らいつくし、動きがエネルギッシュ。ベースラインで放つショットも強烈。
かと思えば、意外なところでドロップショットを放つ狡猾さもある。

「BIG 3」の後に、次代の「BIG ●」と言われる選手が出てくると思いますが、その一人はアルカラスだろうと改めて思いました。

 

今回負けたシナーも素晴らしかった。

今後も4大大会の準決勝や決勝でアルカラスと対戦しまくるんだろうなと思いました。
シナーも次代の「BIG ●」に入るんじゃないかと思います。

 

ナダルやジョコビッチが引退したら、時代が一区切りしてテニスが面白くなくなるかもしれないと思っていたのですが、全然そんなことなさそうだと確信しました。

自分はテニスを全然しないですけど、観戦はつづけると思います。

 

昨日の試合、時間ができたらフルで見たいですが、5時間かぁ…(苦笑)。

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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