ベルリンマラソン2021がもうすぐ。ベケレの世界記録への挑戦が楽しみ

ランニング、マラソン,楽しみ

9月26日に、ベルリンマラソン2021が行われます。
ベルリンマラソンといえば、過去に何度も世界記録が更新されている高速コース&マラソンに絶好の気象コンディションなのが特徴。
エリウド・キプチョゲの持つ現在の世界記録(2:01:39)も2018年のベルリンマラソンで樹立されています。

今回は東京オリンピック直後ということで世界トップクラスのランナーが少ないのですが、唯一ケネニサ・ベケレ(エチオピア)が参加予定です。
世界記録更新も可能な実力者だけに、個人的に注目しています。

 

 

キプチョゲは出ない

「そりゃそうだろう」という話ですが、キプチョゲは今回のベルリンマラソンには参加しません。
札幌のコースとはいえ酷暑だった東京オリンピックで金メダルを獲ったばかりですからね。

キプチョゲとベケレの直接対決があれば超興奮していたと思いますが、まぁそれは来年以降のロンドンかベルリンまでお預けでもいいかなと。
東京での直接対決だったら最高ですけどね(笑)。

 

ベケレは世界で唯一…

今回大注目のベケレは、元々トラックレース(5000m、10000m)で抜群の強さを誇っていた選手です。
すでに更新されてしまったけれど、5000mでも10000mでも世界記録を持っていました。

でも、マラソンでもキプチョゲと同レベルの実力者と見ていいでしょう。

2019年のベルリンマラソンで2:01:41という、キプチョゲの世界記録まで「あと2秒」というタイムを残しています。
2時間1分台のタイムは、世界でキプチョゲとベケレの2人だけです。

 

この2人、去年の10月にロンドンマラソンで初めて一騎打ちの可能性があったのですが、ベケレがコンディション不良のため出走をとりやめていました。
(結果的に雨天の寒いレースで、キプチョゲも調子を上げられず8位に終わったので出走とりやめでよかったのかもしれません)

今回も直接対決はないのですが、ベケレは世界で唯一キプチョゲに走り勝てる選手ではないかと思っています。
実際、ラスト1kmを切ってからのスパート勝負になれば勝てるでしょう。

今回に関しては、一昨年の2時間1分台の再現、いや更新をしてくれるんじゃないかという期待があります。

 

シューズにも注目(笑)

個人的にはシューズにも注目しています(笑)。
ベケレはずっとナイキを履いているので、『アルファフライ』か『ヴェイパーフライ Next% 2』を使用すると思うのですが、どっちを使用するのか? です。

東京オリンピックでは、キプチョゲを初めとするナイキ使用ランナーのほぼ全員がヴェイパーフライを履いていました。
どちらのシューズも国際陸連の規定(ソールの厚さ40mm以下)には抵触していないのですが、路面の状況やコーナーの多さ(少なさ)などを考慮して選択しているようです。

 

ベケレがどんなカラーのどっちを履くのか、そしてタイムがどうなるのかに注目したいです。

カラーと結果次第では欲しくなるかもしれない(笑)。

 

トラックレース時代から身長165cmの小さな体ながらダイナミックなフォームで走りつづけるところも好きだったし(真似できない…)、ラストスパートがめちゃめちゃ速いところも好きなので、楽しみにしています。

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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