正月の駅伝でシューズと同じくらい気になったアイテム

ランニング、マラソン,アイテム

元日のニューイヤー駅伝、1月2~3日の箱根駅伝と、駅伝中継を見ました。
個人的に、駅伝という競技には縁がないし、今後もないでしょうけど(苦笑)、ラン競技の一つなので。

最初に注目したのは、シューズ。特にナイキ ヴェイパーフライをどのくらいの選手が履いているか、に注目していました。
実業団選手も大学生選手も去年より相当増えているように見えたし、アディダスと契約しているはずの青山学院大学まで全員シューズをヴェイパーフライにしていたのは驚きでした。結果的に優勝したのは、選手やチームとしての努力は当然あるでしょうけど、他チームとの「シューズ差」がなくなったことも数ある要因の一つじゃないかなと思いました。

 

ただもう一つ、選手が着用しているアイテムで「おっ!」と思ったものがありました。

 

 

ウェアの下がタイツの選手が増えた

それは、いわゆるパンツが短パン(いわゆる「ランパン」)ではなく、ヒザ上丈のタイツ(スパッツ)の選手が増えていたことでした。

 

日本のマラソンランナーと言えば、長い間いわゆるランニングシャツに超短い丈のランパンというのが定番スタイルだったかと。日本に限らず、世界中で同じ傾向でしたね。

それが、3年前ぐらいかなぁ?現世界記録保持者のエリウド・キプチョゲが「Breaking2」でタイツ姿で挑戦したあたりから、徐々にタイツスタイルが増えたような気がします。

キプチョゲはその時以来ずっとタイツだし(2時間1分台を出したときも、非公認の2時間切りを達成したときも)、去年2時間1分台を出したケネニサ・ベケレもそう。モハメド・ファラーもそう。
そして、日本でも大迫選手を初めとして、徐々に増えているように思っていました。川内選手もタイツになってますし。

 

ただ、比較的トラディショナルな傾向の大学選手にまでタイツの選手が現れたのは意外でした。
特に、東京国際大学は全員タイツスタイルだったのでは?

 

選手個々の快適さの違い?どっちがいいのかは分からない

ランパンとタイツで、「どっちの方が速い」という優劣があるのかは分かりません。タイツだと、着圧によって筋疲労の軽減に役立つ部分もあるかもしれないですけどね。

推測ですが、タイツの方が快適だと感じる選手がタイツにしているのだと思っています。
むかし何かの媒体で、マラソンランナーがランニングシャツにランパンで走っているのは、その格好で日々練習していて一番快適だからだと見た(聞いた?)記憶があります。だから、普段タイツでラントレしている選手は、タイツの方が快適なんだろうなぁと思うのです。

 

個人的には、ランニングを始めた当初からタイツスタイルで走っていて、レースでも常にタイツなので

 

「ようやく時代が俺に追いついたか」

 

と、上から目線で思っていました♪

自分は速いランナーに全然追いつけないのに(苦笑)。

 

タイツスタイルは更に増えるのでは?

2020年以降は、もっと増えるんじゃないかと勝手に思っています。
世界記録や好タイムを出した選手のスタイルを他の選手がどんどん取り入れるものだと思っているので、今後はキプチョゲやベケレのようなタイツスタイルで走る選手がどんどん出てくるだろうと思うのです。

マラソンに限らず、どんな競技もスタイルは変わっていくものですからね。
アイアンマンの選手も、あっという間に袖なしから半袖ウェアになったし、バスケでも以下略。

 

まずは今度の東京マラソンでどんな感じになるか注目しようかと思っています。

     

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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