サービスの「改悪」、一方的にやってはいけないと感じる

日常の出来事

士業という名のサービス業に従事している身として、サービスの質向上、つまり改善について日頃から考えているのですが、サービスを受ける側として「改悪」を体感することで、一層身が引き締まるというか、

「一方的なサービス改悪は絶対ダメだ。やるもんじゃない!」

と感じたことがありました。

 

 

知らぬ間に改悪されていた…

今、一時的にポケットWi-Fiをレンタルしています。
使用するにあたり、4~5社のレンタル会社を比較検討して決定し、契約条件、料金、通信速度、通信量制限のいずれにも満足して使用していました。

つい数日前までは。

 

私が契約したレンタルWi-Fiは当初、1日の通信量が3GBを超えると、通信速度がガクンと下がるという条件のものでした。
それを納得の上で(金額も含めて)快適に使用していたのですが、つい5日ほど前から、通信量が3GBを超過していないのにガクンと通信速度が下がることがありました。

感覚的には、「Wi-Fiから3G通信になっちゃった」感じ。
通信速度が下がると、Google検索はおろか、Googleを開くときにもモッサリ感がします…。

 

「あれ?まだ3GB超えてないよな」

と思い、見てみると2GB前後。まだまだ余裕があるはずです。

けれど、やっぱり遅い。明らかに遅い。
全然使いものにならなくなり、スマホで4G通信やテザリングをしていました。

 

2GBあたりからガクンと速度が下がる現象が続いたので、「やっぱりおかしいぞ」となり、そのレンタル会社のサイトを見てみると…、

しれっと一文が変わっていました。

(旧)3GB/1日を超えると当日速度制限となります。

 ↓

(新)2GB/1日を超えると当日速度制限となります。

久しぶりにダチョウ倶楽部の気持ちです。

「聞いてないよ~~!!」

 

仮にアナウンスされたとしても、やっぱり不快

「何も事前アナウンスもなく通信量がタイトになる(サービスが改悪される)って、どういうことだよ~!」

と、最初はサービスの改悪よりも「事前にアナウンスがなかったこと」に憤慨したのですが、冷静に考えてみてアナウンスがある・なしに関係なく、この改悪がイヤだなと。

「1日に2GBは行っても、3GBは超えないだろう」という見込みがあってこのレンタル会社を選び、その目算の通り3GBを超えることは稀だったのですが、それが突然2GBに下げられるなんて。
言ってみれば、ある日突然サービスレベルが3分の2に落ちるようなものです。料金はそのままに。

 

事前にアナウンスがあっても、

「え~っ!?マジかよ~!」

とプンプンしたかも。

 

あ!
ユーザーがそうなることを見込んで、しれっと制限を下げたのかも(笑)。

 

他人のふり見て我がふり直す

速度がガクンと下がる理由が分かったのはよかったものの、サービス改悪だと知りガッカリしました。
しかも、ユーザーに事前連絡も事後報告もなく。そして料金も変わることなく。

ユーザーが増加した等で改悪がどうしても不可避なら、せめて料金を下げる等の「代償」があればよいのですが。
(私の場合、料金が下がっても高速通信量が減るのはイヤですが)

そういうのも何もなく、しれっとただ「改悪するだけ」というのは解せないなと感じました。

 

自分がサービスを「受ける側」としてそう感じたので、「提供する側」としては一層気をつけないといけないと感じるのでした。

 

それにしても「縛りなし」っていう名称なのに、通信量をギチギチに縛るとはね…(苦笑)。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール