自分のカッコ悪い走りを見て、自分の姿をチェックすることの大切さを知る
昨日は中央区で行われた10kmレースに参加しました。
自分の中では11月のフルに向けたプレレースであり、同時に10kmタイムトライアル。
手(脚?)を抜くことなくガチで走り、まずまずのタイム(自己ベストより1:30ほど遅い)でフィニッシュしました。
これで今後のフルやハーフに向けたトレーニングにも気合いが入ります。
…と、ここまではこの時期の例年通りの感じでしたが、昨日は愕然としたことが一つありました。
自分が走っている動画を初めて見た
一人で練習して、レースにも一人で参加。
コーチや指導者のような人はおらず、トップランナーの走りを見て独学のような感じでトレーニングしています(「独学」というほどでもないけど……)。
これまで自分の走りやフォームがどんな感じなのかを知る手段は、たま~に影やガラス窓に映る自分の姿と、レースの写真画像ぐらいでした。
自分では「こんな感じだろうなぁ」というのはある程度把握していたつもりでしたが、十分ではなかったようです……。
昨日は、妻が沿道でスマホを使って動画をちょろっと撮ってくれていました。
(娘も2kmレースに参加していたので、そのついでに…(^^;))
で、レースが終わって帰宅した後に、それを送ってもらって見たのですが、
なんじゃこれ!?
超かっこわる~い!
……ひどいフォームでした。
マラソンや10000m走、トライアスロンで世界のトップ選手の走りを見て「こういうフォームだな」という「形」を理解して、そういう感じで走っているつもりでいましたが、自分の走りは全然違っていました……
具体的なポイントを一つ挙げると(いくつもある中の一つ)、脚の運び。
全然地面を蹴れていない。
蹴れていないから、腿もあまり上がっていない。
腿が上がっていないから、それほど前へ踏み出せていない
タイムがイマイチな理由の一つを理解した瞬間でもありました(苦笑)。
「遅い&カッコ悪い」はヤダ!
他のスポーツでもそうだし、仕事のスキルでもそうですが、「カッコいい/カッコ悪い」というのと、「出来が良い/悪い」という2軸を考えることが多いです。
ランの場合、「カッコいい/カッコ悪い」と「速い/遅い」を意識します。
上のように考えた場合、理想的なのは「カッコいい&速い」の1です。
トップ選手がそうであるように、自分もそうなりたいと思っています。
私は2と3も否定しません。
まず、2の「カッコ悪い&速い」は、結果を伴っている以上、もしかしたら将来スタンダードになるかもしれないというのもありうるからです。
今から約50年前、走り高跳びの背面跳び(by ディック・フォスベリ―)がそうだったように、当初「なにあれw」みたいな見方をされたものが、将来ポピュラーになるというのは、今後もいろんなことでありうると思っています。
3の「カッコいい&遅い」は、「遅くてもカッコよければまぁいいんじゃない?」っていう、それだけです(笑)
で、話は戻って今回の私の自己評価は、見事に4でした……。
カッコ悪く、かつ、速くない(泣)
早急に要改善です。
「まずは3を目指し、そこから1にシフトしていかないと!」
というのを強く意識して今朝トレーニングを再開しました。
自分の「動き」をたまにチェックした方がいい
今回、自分の動画を見て、
自分のフォーム(姿)はチェックした方がいいぞ
と実感しました。
走りに限らず、自分がやっていること全てに言えます。
水泳をしているなら自分の泳ぎを、セミナーやプレゼンをしているなら自分がやっている姿をたまにでもチェックするのは何よりも学べるんじゃないかと。
「写真だけ」、「音声だけ」では分からない、いろんなものが見られます。
本当の意味で客観視できるというか。
自分で自分の姿を見るのはとても恥ずかしいですが……(苦笑)
ということで、今後は「自分のパフォーマンスを動画チェックすること」をいろんなことに応用しようと思いました。
今はスマホ1台で出来て手軽だし、利用しないテはないと。
恥ずかしさをグッとこらえて(笑)
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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