オーセンティックとレプリカ。久々にユニフォームの現物を見て違いを理解した

日常の出来事,アイテム,サッカー

先日、ウォーキングを兼ねてとある街をブラブラ歩いていたらサッカーショップがあったので、フラッと立ち寄ってみました。

ちょうどFIFAワールドカップ2022開幕直前ということもあって、各国代表のユニフォームが並んでいました。
そして現物を見て、「オーセンティック」と「レプリカ」それぞれのユニフォームの価格以外の違いを理解しました。

 

 

オーセンティックとレプリカの文字上の違い

オーセンティックは、読んで字のごとく「本物」という意味です。
選手が試合で実際に着用するユニフォームと同じ生地・仕様で作った市販向けのウェアです。

なので、吸汗性・速乾性の高い最新の生地を使用しているし、エンブレムやメーカーロゴにも軽量化が図られています。
耐久性を犠牲にしている部分もあり、簡単に言うと、「機能性最重視」ウェアです。

 

一方のレプリカも、読んで字のごとく「複製品、模造品」という意味です。
でも、だからといって「ニセモノ」なわけではなく、公式に認められたレプリカということです。

こちらはオーセンティックのような最新のものではないものの、そこそこの機能性を持たせた生地を使用しています。
また、エンブレムやメーカーロゴも刺繍によってガッチリ作られています。
オーセンティックに比べると耐久性があります。

 

決定的な違いは、価格。

「オーセンティック>>>レプリカ」です。

最近のオーセンティックは定価20,000円近くします。
レプリカは10,000~13,000円ぐらいでしょうか。
(これにネーム&ナンバーを付ければ+3,000~6,000円という感じかと)

何年か見ないと高くなっているように感じます(苦笑)。

 

以上が私の持っていた文字上の予備知識でした。

 

実際に見てみたら全然違った

ショップで実際に現物を見たら、全然違うことに気がつきました。

 

オーセンティックの方が抜群に軽いです。
シャツなので数十グラム程度の重さでしょうけど、倍ぐらいの違いを感じました。
レプリカと両方を手にとってみて重さの違いがはっきり分かりました。

生地も薄手だし、地肌に合いそうなイイ感じの生地。
しかも、生地そのものにイイ感じの加工も施されている。

それと、オーセンティックのエンブレムやロゴは刺繍ではなく、立体的なマークを圧着したような作りでした(アディダス製もナイキ製も)。

レプリカユニフォームはこの2~3年で2着ほど買っていたのでどんな感じか分かっていましたが、オーセンティックユニフォームは全然違うモノなんだなと分かりました。

 

実はショップに立ち寄った時に、

「かっこいいヤツがあったら、冬のレースで使おうかな」

と思っていたのですが、重さの違いを知ってからは

「レプリカじゃダメだな。レースやサッカーの試合で使うならオーセンティックじゃないと」

と思うようになりました。
(結果的に「コレがいい!」と思うオーセンティックユニフォームには出会えませんでした…)

 

どっちを買うべきかは用途によりけり

両方の現物を手にとって、

「もしも買うならば、用途によって違ってくるだろうな」

と思いました。

 

観戦時の応援用や普段使い用であれば、レプリカで十分です。
値段がリーズナブルだし、比較的丈夫だし、デザインは本物と同じだし。

ただ、真剣にサッカー(※)やマラソンなどのスポーツ用に使うのならば、オーセンティックの方がいいなと思います。
重さの違いはスポーツ中にはあまり感じないかもしれないですが、着心地は全然違うかなと。
吸汗・速乾性が良いでしょうし、明らかにオーセンティックの方が快適かと。

(※)日本サッカー協会の規程では、公式試合ではオーセンティック・レプリカに関係なく、各国代表チームやクラブチームとまったく同デザインのユニフォームは使用できないようです。練習試合や仲間うちのゲームではOKですが。

 

ということで、ワールドカップ応援用にユニフォームを買おうと思っている人にはレプリカで十分いいですよと伝えたいです。

というか、「毎年デザインが変わっているし、わざわざ買い替えなくてもいいんじゃないすか?」とも思います(笑)。

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール