偶然とは思えないナダルの優勝に終わった全仏オープン2022

雑感

おととい終わった全仏オープンも見応え十分でした。
毎回テニスの4大オープンは見応えありますが(笑)。

男子シングルスのラファエル・ナダルとカルロス・アルカラスに注目して見ていましたが、ナダルが見事14度目の優勝(アルカラスはベスト8)。

1つの大会を14度も優勝すること自体が驚異なのですが(しかも、選手寿命が必ずしも長くないはずのテニスで)、いろいろ重なるものもあり、偶然だと思うのですが偶然ではないようにも感じました。

 

 

記録がすごい

まず14度目の全仏優勝というのがぶっちぎりの優勝回数ですごいのですが、他にもすごい記録があるようでした。

 

・4大オープン通算22度目の優勝(フェデラー、ジョコビッチに2度の差)

・全仏オープン決勝戦で14勝0敗(=決勝に出れば必ず優勝!)

・全仏オープン史上最年長優勝(36歳)

・全仏オープンでの通算記録110勝3敗(!)

 

2005年から17年も出場して、まだ3敗しかしていないというのがとんでもないです(汗)。

「King of clay(クレイコートの王様)」という異名がありますが、まったくその通り。
この記録を超える選手はなかなか出てこないのではないかと(他のコートでも)。

 

ずいぶん前からロジャー・フェデラーとナダルを見て、何度もこの2人による決勝戦を見ていますが、両者が30代後半になった今もバリバリの現役というのが素晴らしいです。しかも、変わらず謙虚で紳士的で。

ナダルとフェデラーには尊敬しかありません。
私より一回り近く年下ですが関係ないです。

 

偶然だけど偶然でないような…

今回のナダルの優勝で、ネットでもあちこちに書かれていましたが、こんな「偶然」もありました。

 

【優勝回数】
スペイン人のナダルが全仏で14度目の優勝
1週間前にスペインのレアル・マドリーがチャンピオンズリーグで14度目の優勝

 

【優勝した場所】
ナダル:フランス(パリのローランギャロス)
レアル:フランス(サンドニのスタッド・ドゥ・フランス)

 

【関係】
ナダルはレアルの名誉会員
(叔父さんのミゲル・アンヘルさんはバルサにいたけど、ラファエルはレアルファン)

 

レアルのCL優勝は1956年からだし、回数が同じようなタイミングで一致するのは絶対に偶然なのですが、偶然でないように感じてしまいます(笑)。
優勝を決めた場所も同じフランスなので、いっそう「偶然じゃないのでは?」感が…。

上に書いた記録と同じくらい驚きでした(笑)。

 

「ビッグ3」の次に来る4選手に注目したい

ナダルが全豪、全仏と続けて優勝し、ジョコビッチも相変わらず強く、フェデラーも今年秋の復帰を目指しており、テニス界の「ビッグ3」はまだ健在だなと感じています(すごいことです)。

 

ただ、それでもあと3年以内にはキャリアの終わりが来るはずです。
フェデラーもナダルも足にケガを抱えている状態だし、年齢も年齢なので。

今後はビッグ3だけでなく、その後に台頭するであろう選手にも注目したいです。

私は個人的に

アレクサンダー・ズべレフ
ダニル・メドベージェフ
ステファノス・チチパス
カルロス・アルカラス

の4人が近い将来トップに上がるんじゃないかと期待しています。
(ケガさえしなければ。それだけにズべレフのケガが心配…)

 

他に見たい競技(サッカー、NBA、ボクシング、MMA等々)がたくさんありすぎてATPツアーまではカバーできませんが(苦笑)、4大オープンはこれからも楽しく観戦しようと思っています。

 

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール