チャーロ弟vsカスターニョは楽しみ。でも予想は難しい(苦笑)
今週末にジャーメル・チャーロ vs ブライアン・カルロス・カスターニョのスーパーウェルター級4団体統一戦が行われます。
4団体統一戦。つまり今のスーパーウェルター級の頂点を決める試合です。
それだけに楽しみですが、予想は難しいです…(苦笑)。
正規王座の4団体統一戦
4団体統一戦はたまに行われるのですが、【正規王座の】4団体統一戦は意外と少ないです。
というのも、WBAがスーパーチャンピオン、WBCがフランチャイズチャンピオンやダイアモンドチャンピオン、シルバーチャンピオンなる王座を設けているため、「4団体統一戦」と言ってもそこに「スーパー」や「フランチャイズ」が含まれていることが多々あるためです。
例えば一昨年2020年10月にワシル・ロマチェンコとテオフィモ・ロペスがライト級の統一戦をしましたが、あれはWBCだけフランチャイズ王座でした。
で、今回は正規王座の4団体統一戦です。
ジャーメル(※)がWBA、WBC、IBFのチャンピオン。
カスターニョがWBOのチャンピオン。
(※)チャーロは双子の兄弟で共にめちゃ強い世界チャンピオンなので、区別するためにファーストネームで表記します。
調べてみたら、正規王座の4団体統一戦は過去に6度しか行われていないそうです。
(最初が2004年のバーナード・ホプキンス vs オスカー・デラホーヤ)
一瞬「えっ!?それしかなかったの?」と思ったのですが、WBOがメジャー団体扱いされるようになったのが2000年より少し前あたりだったと思うので、まぁそんなものなのでしょう。
(それまではWBA、WBC、IBFの3団体統一王者が頂点で、全盛期のマイク・タイソンもこれでした)
ダイレクトリマッチ
実は(と書くほどでもないけれど)、この試合はリマッチです。
10か月前の2021年7月に、今回と全く同じカードの4団体統一戦が行われていました。
しかし、結果は1-1のドローでした。
僅差ながらカスターニョが勝っていたように見えたのですが…。
で、お互い他に張り合いのある相手がいないのでしょう(ジャーメルはここ3年無敗、カスターニョもプロで無敗)。
ダイレクトリマッチとなりました。
勝敗予想は難しいが…
今回の試合は、予想が難しいです…。
前回のような展開にはならないだろうとは思うのですが、かといってジャーメルが圧倒するかというと、そんな予感もしないです(笑)。
ジャーメルは元々好戦的ではなくKOが少ないし(34勝中KOは18)、カスターニョも17勝のうちKOは12あるものの大半がチャンピオンになる前のものなので、前回と同様にKO決着はない(判定決着になる)んじゃないかなぁと思っています。
そもそも王者同士の対戦なので、大差はないはずですね。
どっちが勝つかは正直分からないです。
ただ、超ハイレベル&テクニカルな攻防になるんじゃないかという期待があるので、すごく楽しみです。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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