NBAで「惜しまれる引退」は選手・監督だけではない

NBA

ファイナルの対戦カードが決まって、やっぱりサンズを応援しようと思う(笑)今季のNBA。

今季をもって引退する選手や監督もいると思うのですが、個人的には「あるお方」の引退がとても残念に感じています。ご高齢なので仕方ないのですが。

 

 

NBAの実況といえばこのお方

「あるお方」とは、マーブ・アルバートさん。
NBAの実況アナウンサーです。

昔からNBAを見ていた人ならご存じでしょう。
NBAプレイオフやファイナルを中継していた(のをBS1で放映していた)頃、必ずアルバートさんの実況を聞いたはず。

 

「○○○○  for three … Yes!!」

 

や、ジョーダンの漫画のようなダブルクラッチに

 

「Oh!!  A spectacular move by Michael Jordan!」

 

といった名ゼリフを発した、あの実況アナウンサーです。

私がNBAを見始めた頃から実況をしていたので、「NBAの実況といえばマーブ・アルバートさん」という感じでした。
新日本プロレス中継で言えば、古舘伊知郎さんと辻よしなりさんを足し合わせたぐらいのイメージ(2で割りません。むしろ掛けてもいいぐらい(^^))。

少なくとも30年以上やられていたのだろうと思っていましたが、55年もされていたそうです(汗)。

 

好きだったところ

アルバートさんの実況で特に好きだったところは3つありました。

 

1.聞き取りやすく分かりやすい英語

まず、英語の実況がとても聞き取りやすかったです。
実況アナウンサーなら当然なのかもしれないですが、聞き取りやすい声、早口にならない、さらに分かりやすい英語の実況でした。

私がNBAを見始めたのは高校時代ですが、英語の実況を聞こうという気にさせてくれたのは、間違いなくアルバートさんのおかげだと思っています。

 

2.解説者にしっかり解説させる

NBA中継の解説は元選手や元コーチがやることが多いですが、日本のスポーツ中継とは違って「実況アナウンサーが時々解説者に話を振る」という感じではなく、「解説者が解説を始めたら、実況を一旦止めて聞く」という感じで、解説者にしっかり解説をさせていた印象があります。

それがすごく自然で、解説者と声が重なることがほとんどなかったし、解説者が静かすぎることもしゃべりすぎることもなかったように思います。

 

3.テンションがちょうどいい

言語やスポーツの種類に関係なく重要だと思っていますが、実況中のテンション(興奮度合い)が私にはちょうどよかったです。
過度に(余計に)エキサイトすることもなく、かといって淡々としすぎることもなく。

日本のスポーツ中継を見ていると、アナウンサーのわざとらしいテンションにたびたび違和感を覚えます。

「そこまでエキサイトしなくてもいいんじゃない?」
「そんなに興奮するところ?」
「もうちょっと冷静に実況やってよ」
「そんな話いらんよ」

などなど思うことが多々あるのですが(苦笑)、アルバートさんにはなかったです。

基本的に冷静。
すごいプレーや大逆転があった時に限ってほどよくエキサイト。

私のテンションより1~2段階落ち着いた感じで冷静に実況をしていて、ちょうどよかったです。
日本のアナウンサーは私より3段階ぐらいハイテンションなので、こっちが萎えます(苦笑)。

 

アルバートさんに代わる人は出てくるのだろうか?

スポーツには選手・監督意外にも「顔」的存在がいるものだと思っています。

MMAだと、ブルース・バッファーさんとかジョー・ローガンさんとかレニー・ハートさんがいます。
ボクシングだと、マイケル・バッファーさんとかジミー・レノンJrさんとか。

そういった方々が引退する時も、やっぱり残念だと感じるでしょう。
(誰もがいずれ引退をするものですが)

 

ちなみにマーブ・アルバートさん最後の中継の時、一緒に放送席で解説をしていたレジー・ミラーがアルバートさんに、これまでのNBAへの功績の感謝のしるしとしてラリー・オブライエン・トロフィーを贈呈していました。
それを見てジーンときました。私の英語アレルギーを著しく軽減させてくれたことに私からも感謝したいです。

来季からマーブ・アルバートさんに代わるNBAの実況アナウンサーが出てくるのだと思いますが、アルバートさんほどの「顔」になるには時間がかかるんだろうなと思っています。

個人的には英語が聞き取りやすい人希望(笑)。

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツをするのも見るのも好きなトレーニングジャンキー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。サブ3.5を目指す中級市民ランナー(あと6分弱…)。東京マラソンは13年連続ハズレだったのが、2021年10月の大会に初めて当選。果たして走れるのか⁉
BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。
公認会計士 税理士
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