年齢とともに好みが変化しているのをNBAを観て感じる
時々…いや、たま~に最近のNBAの試合をチラ見することがあります。
かつてほど熱烈に見ることはなくなり、今シーズンはレイカーズ、ウィザーズ、ネッツあたりの試合を主に見ています。
で、ふと感じたのは、好みが変わってきたこと。
なぜなのか分からないですが、歳のせいなのかもしれません(苦笑)。
↑私の殿堂入りシューズの一つ、AIR JORDAN XI
選手のシューズのカラー
私が猛烈にNBAを観ていた頃(1990年代)は、選手が試合で履くシューズのカラーには規制がありました。
具体的には、
・ベースカラーは黒か白のみで、チームで統一する
・チームカラー以外の色を入れるのはNG
・違反したら罰金
といった感じ。
詳細な規定は忘れましたけど、たしか「シューズ表面積の○○%以上/以下」とかいう数値基準があったような。
オールスターゲームだけは例外だったようですが、レギュラーシーズンとプレイオフでは上記規制がありました。
なので、ジョーダンが現役だった頃は、シューズは全然カラフルではありませんでした。
シカゴ・ブルズやニューヨーク・ニックスなどは「レギュラーシーズンは白、プレイオフは黒」にしていたし、フェニックス・サンズは「ホームゲームは白、アウェイゲームは黒」にしていました。
常に白(または黒)というチームもあったし、不定期的(?)に白と黒を変えるチームもありました。
なので、1994年のオールスターゲームでピッペンが一人だけ真っ赤なシューズでプレーした時はセンセーショナルでした(しかもMVPを獲ったし)。
そして、
「いろんなカラーのシューズが出てきても面白そうだなぁ。カラー規制なんかなくてもいいのに」
と思ったものでした。
それがいつからかシューズのカラー規制がなくなったようで、気が付けば各々の選手が各々好きなカラーのシューズを履くようになっていました。
今はそういう規制がほぼゼロなのでしょう。
近年のNBAの試合を見ていると、選手の足元はめっちゃカラフルです。
シグネチャーモデルを履いている選手は試合毎にいろんなカラーのシューズでプレーしていて、メーカーがそれを次々と発売しています。シューズコレクターは大変なんじゃないでしょうか。他人事ですが(笑)。
好みの変化に気づいた瞬間
で、最近のNBAの試合を見てふと
「シューズのカラーを昔みたいに黒か白だけにした方が統一感があってカッコいいと思うのになぁ」
なんてことを思いました。
若かりし頃と全く正反対(苦笑)。
カラフルなのも悪くはないのですけど、今はヘッドバンドやアームスリーブ、アンダーシャツ、ロングスパッツなどで選手の見た目に個性が出ているので、シューズはユニフォームのように一体感みたいなのを強調してもいいんじゃないかなぁと思うのです。
2016年のNBAファイナル(クリーブランド・キャバリアーズが優勝したやつ)の最終Game7で、キャブズのほぼ全員が黒のシューズだったのを見て、「いいなぁ。まとまっている感じがしてかっこいいなぁ」と思ったものでした。
(JRスミスだけなぜかグレーだった…(^^))
個性を出すというのも意義のあることだし、決して否定はしないけど、「個性はプレーで出せればいいよね」とも思っています。
デニス・ロッドマンなんか、まさにプレーで個性を示していたかと。
髪の色やタトゥー、コート外での服装も際立っていましたが(笑)。
他にも好みの変化がありそう
こんな好みの変化が良いことなのか、そうでないことなのかは分からないし、きっかけも自分で分かっていないのですが、歳をとれば好みも変わってくるものだなと思いました。
年齢とともにいろいろな見聞や経験をして刺激を受ければ、無意識のうちに変わるものもあるのでしょう。
他にもありそうですが(いや、ある!)、変わることは自然なことだと思うようにします。
もちろん変わらないものもありますけどね。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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