フォアフット走法だけじゃない。ヒールストライク走法で超速いランナーもいた

ランニング、マラソン

マラソンなどの長距離走では、足のどこから着地するかによって走り方が

・フォアフット走法(前足着地)
・ミッドフット走法(中足着地)
・ヒールストライク走法(後足着地)

の3つに分けられます。

初心者や初級市民ランナー向けには歩き方に近いヒールストライク走法が推奨され、走力レベルが上がるにしたがってミッドフット→フォアフットとシフトしているように感じます。
(「感じます」というのは、個人的にそういう情報を多く見ているためです)

現在の世界トップクラスのランナーの多くがフォアフット走法で走っているし、私自身もフォアフット走法を意識して走っているので異論は全くないのですが、ヒールストライク走法でもめっちゃ速いランナーを見つけたので

「必ずしもフォアフットが全てじゃないんだな」

と感じました。

 

 

2020年ロンドンマラソン

マラソンや駅伝の大会が相次いで中止となり、見る楽しみがなくなったので(苦笑)、去年10月に行われたロンドンマラソンをYouTubeで見ていました。

エリウド・キプチョゲが超久しぶりに1位になれなかった、寒い雨の中のレースでした。
中継で見た時はキプチョゲばかりに注目していて、他のランナーは全く気にしていなかったのですが(苦笑)、ラスト数kmでキプチョゲの前に出た先頭集団の争いは、見返してみると見応えがありました。

 

トップクラスのランナーの走りを見る時は、カラダ全体のフォームだけでなく足の運び方も見るのですが、今回の最後の先頭集団3人の中に、明らかに足の様子が他とは違うランナーがいました。

 

「世界最速」かもしれない

最後のスパートで振り切って優勝した、シュラ・キタタという選手。
エチオピアの選手のようですが、ケニア・エチオピア勢には珍しい、バッリバリのヒールストライク走法でした。

目視ではっきり分かるくらい、踵から着地する走り。
腕の振りも他の選手より大きくてダイナミック。

そして速い!

雨が降って寒いバッドコンディションにも関わらず、タイムは2:05:41。
雨だったからこその強さだったのかは分かりませんが、思ったのは

「世界最速のヒールストライクのランナーじゃないか?」

ということでした。

 

「皇帝」ハイレ・ゲブレセラシエ以降の世界トップクラスのランナーを、東京マラソンで生で見たりTVやネット中継で見るのですが、ほとんどの選手がフォアフットかミッドフットです。
キメットもキプサングもキプチョゲもベケレも。

人間が裸足で走る時は踵から着かず前足部分から着地するので、それが自然な走りでありベストな走りなのだろうと思っていました。
「速く走るならフォアフットやね」と。

なので、ちょっとした衝撃でした。

 

いろいろ試してみるのがよさそう

速いランナーにフォアフットの選手が多いところを見ると、やっぱりフォアフットの方が速いタイムが出しやすいのでしょうけど(最後まで走れるだけの脚が出来上がっていることが前提ですが)、ヒールストライクでも決して速く走れないわけではないんだなと学びました。

初級~中級の市民ランナーであればどっちかにこだわったりせず、あれこれ試してみて自分に合う走りをすればいいのねと。

 

ちょうど今はレースの機会がなかなかないので、走りをいろいろ試すのに良い時期なのかもしれません。

と思い、週末にさっそくヒールストライク走法を試してみたのですが、やっぱり違和感が…。
私はフォアフットで鍛えていきます(笑)。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツをするのも見るのも好きなトレーニングジャンキー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。サブ3.5を目指す中級市民ランナー(あと6分弱…)。東京マラソンは13年連続ハズレだったのが、2021年10月の大会に初めて当選。果たして走れるのか⁉
BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。
公認会計士 税理士
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