理想の「引退試合」は難しい…

MMA,雑感

引退。
アスリート、競技者、勝負師にとって、引退はいつか必ずやってくるものです。
(仕事をしている人にもやってきますが)

「これを最後に引退」という試合は「引退試合」と言われ、セレモニー的に行われることもあれば、これまでの現役時代の試合と同様にガチ勝負で行われることもあります。

いろんな選手の「引退試合」を見ていると、「どっちがいいか?」というのも難しいですが、「どう終わるのがいいか?」というのも難しいなと感じます。

 

 

セレモニー的でもガチ勝負でもいいと思う

「引退試合」の形式は、正直どっちもアリだと思っています。

それまでの試合と同じように真剣勝負をするのも素晴らしいですが、引退を前に真剣勝負をするのは相当しんどいのも確かだし、ヘタすれば最後の最後の引退試合で重大なケガ等をする可能性だってあります。

それまで常に身を削って勝負してきた選手の選択で良いと思うし、どっちになったとしても尊重すべきだと思っています。

 

「どう終わるのがいいか?」は難しい…

でも、「どう終わるのがいいか?」を考えると、「う~ん。ちょっと難しいな…」と感じます。

 

勝って終わるのがいいのか?
負けて終わるのがいいのか?

 

「有終の美を飾る」、「終わりよければ全てよし」という言葉のように、見事に勝って終わるのがカッコいいようにも感じますが、引退試合で勝てば

 

「まだやれるんじゃないのか?」

 

っていうのが頭をよぎるのではないかと(笑)。

特に、「引退試合」と決めた試合で自分のパフォーマンスが良ければ、意思が揺らいでしまうのではないかと。

 

かといって、ボロ負けするのもやっぱり違うだろうなぁとも思います。
「惜しくも負け」というのもまたツラいのではないかと……。

そもそも負けることが嫌いな選手が勝負の世界にいるものだと思うので、勝負するなら「戦う前から負けることを考える」なんてないはず。
(A・猪木さんに引っぱたかれます…(^^;))

そんなことを考えると、やっぱり「難しいなぁ…」と感じます。

 

理想の「引退試合」

まだ何事にも「引退」を迎えていない私の今の考えでは、体力あるいは気力に限界を感じて引退を決意するものだと思うので

 

最後に目一杯やり切って、同時に限界を痛感する

 

というのが理想の「引退試合」なんだろうなぁと思っています。

勝とうが負けようが、「もうダメ。これ以上ムリ」っていう。

 

 

昨日のヴィトー・ベウフォートの試合(vs リョート・マチダ)は、結果こそ一撃KO負けだったし、ヴィトー本人にとって良い終わり方だったのかは分からないですが、理想に近い引退試合だったんじゃないかと思いました。

目一杯戦って、「限界」も感じるようなフィニッシュでした。

文字通り、いろんなことを経験してきた選手なので、これからは指導者としても解説者としてもバリバリ活躍すると思います。

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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