今日で5年間の記録が終わる・・・保育園の連絡ノートを書いてきて

日常の出来事,雑感

「Everything that has a beginning has an end.」

という映画『マトリックス・レボリューションズ』のとあるフレーズが真っ先に思い浮かびます。

 

始まりがあれば、必ず終わりがある。

 

息子の、いや、我が子の保育園生活が明日終わります。
上の娘と合わせて9年間、同じ保育園でお世話になりました。

先日送り迎えのことを書きましたが、息子がお世話になった5年間で私がやってきたことの一つに「保育園の連絡ノートを書くこと」がありました。

それも明日(書くのは今夜)終わろうとしています。

 

5年間で、ノート6冊とバインダー4冊分になりました(写真は3年分の6冊のノート)。
ブログ更新ではブランクを作りがちな私も(苦笑)、これは欠かさず書いてきました。

終わろうとしている今、達成感とともに寂しさを感じています……

 

 

義務ではなかったけれど続けてきた、たった一つの理由

お世話になった保育園では、2歳児クラスまでは

「食事や睡眠、排便等をいつしたか」
「何を食べたか」
「体調・体温はどうだったか」

といった詳細な記録もあったので、義務ではないけれど毎日書くことが奨励されていました。当然毎日書いてきたし、先生方も毎日記録してくださいました。

 

3歳児クラスになってからは義務も奨励もなかったし、書いていない親御さんも多かったようです。
が、私は毎日書き、先生方も保育園での我が子の様子を毎日書いてくださいました。

 

義務ではなかったけれど続けてきました。
たった一つの思いがモチベーションでした。

 

将来、息子に読んでもらいたい

 

自分の幼稚園時代(保育園ではなかった)を振り返ってみて、いろんなことが断片的に記憶に残っているけれど、日々の出来事は事細かに記憶には残っていないし、記録にもほとんどありませんでした。

「自分がどんな子だったか?」を、親や親戚から聞いて知ることは今でもできるけれど、リアルタイムでの記録がない以上、他者の記憶に頼らざるをえません。

 

我が子には、「どんなことをしていたか」「どんな子だったのか」といったことをリアルタイムで書かれた記録として残したかったのです。
将来息子が人生を振り返る時の何よりのエビデンスになります。

 

先生方の優しさ・温かさ

5年間「私と先生との交換日記」のような感じで連絡ノートのやり取りをしてきましたが(笑)、忙しい中先生方には毎日しっかり書いていただきました。

先生方の優しさ・温かさ、そして息子を(だけでなく、子どもたち一人ひとりを)見てくださっていることが文面の端々から伝わり、過去のノートを読み返すたびに有難さを感じます。

保育園生活が終わろうとしている今読むと、秒殺で涙腺がヤバくなります(苦笑)。

 

お金で買えない大切な「宝物」

息子の5年間の保育園での出来事、家庭での出来事のほぼ全てが、この連絡ノートに記録されています。

息子がもう少し大きくなるまでは私と妻で大切に保管し、息子が成人になる頃に引き継ぎたいと思っています。お金で買うことのできない「宝物」の一つです。

 

最後の書き込みになる今夜の分は、その場の思いつきで書くことは難しそうなので、初めてEvernoteにドラフトを事前に書いておきました。
最後にして初の試み(笑)。

先生方への感謝の思いと、娘と息子のことを、言葉を選びながら。
かなり長文になりましたが(苦笑)。

 

明日で終わる…と思うと、いろんな思いが込み上がってきます。
感謝、満足、達成感、嬉しさ、寂しさ等々。

 

保育園にお子さんを預けている親御さんの中には、もしかしたら「めんどくさいなー」という嫌々な感じで連絡ノートを書いている人がいるかもしれません。

でも、めんどくさくても書き続けることをおすすめします。

日々書き続けないと、子供のリアルタイムでの成長記録は残せません。
今ならスマホで簡単に写真(画像)を残せますが、「どんなことをしたか」、「どんなことを言ったか」、「その時どう感じたか」などを自分の字で残すのが書くことのメリットだと思います。

写真同様に末永く残せる、そしてお金で買うことのできない「財産」になると思っています。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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