「あーよかった」だけでなく「もしも同じことが起こったら…」と考える
夕べのアトレティコ・マドリーvsデポルティボでのF・トーレスのアクシデントを映像で見て、本当にゾッとしました。
一時的とはいえ意識を失っていたようなので…
すぐ近くにいた味方選手がすぐに気づいて正しい処置をした(舌を出して呼吸できるようにした)のが良かったようで、今のところ無事のようです。
いつもなら「あーよかった」とだけ思うのですが(よかったとは本当に思っている)、最近サッカーの試合で立て続けに起こっているので、それだけでは済ませちゃいけないなぁと。
数日前にも同じようなことがあった
つい数日前にも、試合中の選手同士の衝突で意識を失ったけど一命をとりとめたというニュースがありました。
チェコリーグで、試合中にGKが味方と衝突して意識を失う事態に。危険な状況だと判断した相手FWがすぐさま対処した一連の行動に称賛の声が集まっている。
今回のF・トーレスと同じように、ぶつかった衝撃で舌を飲み込んだ状態になっていたようで、それに気づいた相手選手がすぐさま舌を出す処置をしたために無事だったようです。
すぐに異常に気づいて咄嗟に対処した選手は間違いなく素晴らしいし、意識を失った選手が無事だったのも本当に良かったです。
でも、こうして立て続けに発生しているということは、同じようなことがどこででも起こりうるんだとも思います。
その時に、今回の2つのケースのように周りの選手や関係者がすぐに対処できるかどうか、というのは考えものです。
正直怖いけれど、咄嗟の判断・機転は大事
自分もサッカーをしていた時に、試合中のアクシデントで似たような経験があります。
10年以上前の話ですが、味方の選手が相手選手と衝突して倒れてしまい、瞬間的に気を失ってしまいました。
こういうときにヘタに身体をゆすったり起こそうとしてはいけないと、何かの本で見た覚えがあったので、「動かすな!救急車!救急車!」と叫んで、ベンチにいた人に救急車を呼んでもらいました。
1分ほどでその人は目を覚まして「え?俺どうしたの?」と言いながら身体を起こそうとしたので、「ダメ!寝てて!」と起こさないようにして救急車を待つことに。
待っている間に経緯を教えたけれど、当人は記憶がないようで「え?」という状態。
「俺、もう大丈夫だよ」と言うけれど、「ダメ!病院行け!」と言い張り、救急車で病院に搬送してもらいました。
幸いその人は無事で、入院することもなく翌日には普通に活動していました。
無事であることが分かるまでは、ずっとドキドキでした。
その後の試合に集中できるわけがない(公式戦ではなかったので、結局中断しました)。
とにかく無事であってほしい、というのは当然ですが、
自分の対処はあれで良かったのだろうか?とか、
何か別の正しい処置があったのだろうか?とか、
そんなことをずっと考えていました。
結局当時の対処が本当に正しかったのかは分からないし、結果オーライだっただけかもしれないけれど、無事だったのはよかったと今でも思います。
「同じことが起こったら、同じようにできるか?」を考えてみる
今回の2つのアクシデントのようなことは、どこででも起こりえると思います。
サッカーに限らず、フィジカルコンタクトのあるスポーツならあり得るでしょう。
小さい子どもの試合でもあり得ます。
その時は、周りの大人が対処しないといけない。
「その時に同じように瞬時にできるか」というのは、プロ・アマ関係なく競技者も周りの人も考えた方がいいなぁと思いました。
いや、でも、本当によかった。。。
書いた人

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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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