2025年のスポーツを振り返ってみた ~⑨ボクシング~

ボクシング,雑感

2025年の私のスポーツ振り返り、9つ目はボクシングです。

 

12月27日に井上尚弥選手のタイトルマッチ(vs アラン・ピカソ)があったので、とっておきました。

 

 

PFPランキングが盛り上がった1年

2025年はPFPランキングを中心に盛り上がったなという印象があります。

 

PFPランキングはあくまで仮想上のランキングであり、検証しようがないものではあるのですが、上位ボクサーは無敗で四団体統一していて、しかもそれぞれが素晴らしい戦いをしていたので面白かったなと思っています。

 

日本人ボクサーが3人も!

まず、一時的にではありますが、初めて日本人選手3人(井上尚弥、中谷潤人、寺地拳四朗の3選手)が『The Ring』誌のPFPランキングTOP10に入りました。

ちなみに、『The Ring』誌(「Ring Magazine」とも言われる)はアメリカ最古のボクシング誌で、そこが評価するPFPランキングは、「公式」と言ってもいいくらいのランク付けになっています。

 

ひと昔前は日本人世界チャンピオンが1人か2人いるかいないかのような状況もありましたが、今やPFPランキングに入る選手が複数もいるとは(汗)。

個人的には、軽量級(ミニマム~スーパーバンタム)は日本人選手が世界で一番レベルが高いのではないかと思っています。

 

“The Monster"がMVP

井上尚弥選手の活躍を挙げないわけにはいきません。

今年1年で4試合もやってしっかり全勝で締めくくったのは素晴らしいです。

 

ラモン・カルデナス戦でダウンを奪われた時は「あぁっ!!」と声を出すほど驚きましたが(苦笑)、ムロジョン・アフマダリエフ戦でのパフォーマンスは圧巻でした。

「井上選手があの戦い方をした時に攻略できる選手はいるのだろうか?」

と思います。

 

来年予定されている中谷潤人選手との一戦が今から楽しみです。

「世界年間MVP」なる賞があるとするなら、私は2025年は井上尚弥選手こそがふさわしいと思っています。

 

インパクトNo.1はクロフォード

今年最大のインパクトを残したのはテレンス・クロフォードでしょう。

スーパーウェルター級からミドル級を通り越して、スーパーミドル級の四団体統一王者だったカネロ・アルバレスに挑戦。これだけでもすごいことなのですが、そのカネロに完勝したというのがもう…(汗)。

無敗のまま5階級制覇+史上初めて3階級で四団体統一王者になりました。

 

カネロとの試合は生中継を見ましたが、興奮より感動が勝りました。

「大きいカネロ相手にここまで果敢に攻めるのか」と。

体格(フレーム)に差があるのでもう少し慎重に行くかと思っていましたが、予想以上に攻撃的で、かつ、カネロの良さを消す巧さも見せて「やっぱクロフォードすげえや」と思いながら見ていました。
個人的にカネロがあんまり好きではないこともあり、気分的にも最高でした(笑)。

 

クロフォードは先日現役引退を発表しましたが、もう38歳だし、やり切ったと言えるキャリアだったと思うので「お疲れさまでした。数々の素晴らしい試合をありがとう」という感じです。

 

ウシクはもう証明することがなくなった

PFP3強の一人、オレクサンドル・ウシクは今年は1試合しかしなかったものの、しっかりKO勝ちをしてヘビー級四団体統一王座を防衛しました(後にWBO王座だけ返上)。

今年ダニエル・デュボアに勝利したことで、ヘビー級トップ戦線にいる3人(タイソン・フューリー、アンソニー・ジョシュア、ダニエル・デュボア)全員に2回以上勝利したことになります。

 

クルーザー級で四団体統一をしてヘビー級に階級を上げて、そこでも四団体統一。未だ無敗。

もう証明することがないでしょう。
登山で言えば登頂だし、すごろくで言えば「上がり」です。

 

これを書いている時点でPFPランキング1位ではあるのですが、これ以上評価を上げる方法はないのではないかと。

年齢ももうすぐ39歳になるので引退してもいいタイミングだと思うのですが、本人はあと2~3試合やるつもりでいるようです。

 

これからどうなるか見るしかありません。

仮に負けがあったとしても、私は個人的な評価は変えないと思います。

 

ライトヘビー級も熱い

もう一つ、ドミトリー・ビボル vs アルツール・ベテルビエフ 2でビボルがリベンジしたことも挙げたいです。

 

ライトヘビー級は、この2人が完全な「二強」状態。直接対決も1勝1敗のイーブン。

両者とも、唯一の敗戦がこの直接対決という状況です。

そして、同じ階級ながら2人ともPFPランキングでトップ10入りしています。

 

タイプは違うけれど、ほぼ互角(個人的にはビボルの方が好き)。

来年ラバーマッチが実現すれば大注目でしょう。

 

年間ベストバウトは2試合

最後に、今年の個人的なベストバウトは2試合あり、

中谷潤人 vs 西田凌佑
堤聖也 vs ノニト・ドネア

でした。

 

2試合とも国内の試合で、久しぶりに心が震える試合でした。

ボクシングは本当に面白いし素晴らしいと再認識させてくれた2試合でした(井上尚弥選手の試合ももちろんですが)。

 

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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