「ジョーダンはやっぱりジョーダンだ!」と思ったお金の話

NBA,雑感

言わずと知れたレジェンド中のレジェンド、バスケットボール界のGOAT、ナイキを最大のスポーツメーカーにした立役者、NBA史上初の元選手の筆頭オーナー(今は売却済)にして、アスリート史上初のビリオネア、マイケル・ジョーダン。

「ビリオネア」として認定されたのは、たしか2016年だったと思います。

ビリオネアになっただけでもすごいのですが、先日、純資産価値が「$3 billion」に達してアメリカ『Forbes』誌の全米トップ400の富裕リストにエントリーしました…(汗)。

 

 

ホーネッツ株売却益のすさまじさ…

ジョーダンといえば、ついこないだまでNBAシャーロット・ホーネッツのオーナーでした。

2010年に総額275百万ドル(2億7500万ドル、$275 million)でホーネッツ(当時はボブキャッツ)の筆頭オーナーになって13年間オーナーとしてチームを運営し、今年ほとんどの株式を売却して筆頭オーナーの座から降りました。

 

その時のホーネッツ株の売却額は約30億ドル($3 billion)だったそうです。

13年間で、実に10倍。
ハンパないです(汗)。

 

この10~20年でNBA全体が世界的にいっそう人気が高まっていったことも大きいとは思いますが、株式価値を10倍にしたというのはやっぱりすごいです。

ジョーダンがホーネッツ株を売却したというニュースを知った時、初めはとても残念に思ったのですが、売却額を知ったら納得してしまいました。そりゃ売るよなと(笑)。

 

スポーツ界で唯一無二の存在

ジョーダンはバスケットボールでの活躍や記録を挙げたらキリがないのですが、稼いだお金のエピソードもとんでもないです。

とあるネット記事によれば、

現役時代のNBAでのサラリー総額は、$93.8 million
ナイキからの報酬総額は、約 $2 billion(もちろんこれからも増えつづける)
ホーネッツの売却額は、約 $3 billion

なのだそうです。

本業以外の収入が文字通りケタ違いです…。
ナイキ以外にもCM契約などをしている会社があるし、生涯獲得収入がどのくらいなのか想像つきません(汗)。

 

タイガー・ウッズやレブロン・ジェームズがジョーダンに続いてビリオネアになって「スゲー!」と思っていましたが、ジョーダンはレべチだなと改めて思いました。

ナイキ社の今があるのはジョーダンによるところが最も大きいでしょうし、ジョーダンがいたからタイガーやレブロンも契約したのでしょうし、当然といえば当然です。

 

これもネット記事から拾った情報なのですが、

1984年にナイキがジョーダンと契約した当初は、ジョーダンの製品(シューズやアパレル等)が4年間で3百万ドル売れればいいなと考えていたそうです。
そして2022年、ナイキはジョーダンの製品を5時間毎に3百万ドル売っているそうです…(汗)。

 

もう一つ。

1984年にジョーダンがシカゴ・ブルズと契約した時の契約金(報酬)は7年間で6百万ドルだったそうです。
2022年現在、同じ金額を8.6日で稼いでいるそうです…(汗)。

やっぱり唯一無二です。

 

ジョーダンを超えるアスリートは出てくるのか?

今サッカー界ではサウジアラビアリーグのチームがとんでもないサラリーを提示して大物選手を獲得していて、それを見てもケタ違いだとかハンパないと思ったりするのですが、ジョーダンが稼いできた金額を知るとまだまだなのかもしれません。もちろん競技は違いますが。

いずれは生涯収入でジョーダンを上回るアスリートが出てくるのだろうなとは思いますが、私が生きているうちに出てくるのかどうかはビミョーな感じがしています。

タイガーもレブロンも、ジョーダンブランドのような象徴的なブランドがあるわけではないし、メッシもCR7も引退後の稼ぎはサイドビジネス次第でしょうし。

 

とにかくジョーダンはすごい!

アスリートとしても、ビジネスパーソンとしてもとてつもない成功者だと改めて思いました。

 

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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