ドリームチームから29年。やっぱりあのチームは唯一無二
つい昨日、Facebookのタイムラインを見ていたら「1992年6月28日に”ドリームチーム”がデビューした」という内容の記事が出ていました。
「もう29年になるのか」
と自分の歳を感じましたが(苦笑)、その記事に貼られていたデビュー戦のアメリカ大陸予選(vsキューバ)のハイライト映像を見て、改めてあのドリームチームは唯一無二だと感じました。
あのチーム以上にワクワクしたチームはない
NBAでもサッカーでも他のチームスポーツでも、スター揃いの「すごいチーム」というのが時々ありますが、後にも先にも「ドリームチーム」以上にワクワクしたチームはありません。
「試合前から勝ち決定」みたいなチームでもありました(笑)。
マジック・ジョンソン、ラリー・バード、マイケル・ジョーダンという、当時の「オールタイムベスト」に必ず選ばれた3人が同じチームになり、しかも当時の各ポジションのトップ選手が集結。
誰がスタメンでも、誰がベンチでも全然問題ない感じ。
たとえるなら、アベンジャーズみたいな感じでした(笑)。
結果的に、当時の学生選手だったクリスチャン・レイトナー以外の全員が殿堂入りしましたし。
NBAのオールスターゲームでも組まれることのない豪華すぎるチームだったので、デビュー戦は興奮してTV観戦しました。
試合前、メンバーが次々と紹介される時から「おおっ!おおおっ!」と盛り上がったのは、あの試合だけです。
オリンピック本戦含め、全チームから100得点・30点差以上!
結果も申し分ない、というか、これ以上を望めないような戦績でした。
上のデビュー戦のスコアは、136-57!
最後のオリンピック決勝のクロアチア戦は117-85。
全チームから100得点以上とり、30点差以上つけての勝利でした。
一番苦戦したのは決勝戦でしょう。
唯一前半10分過ぎにリードを奪われたので(当時は20分ハーフ)。
予選と本戦の全14試合を通算しても、5分以上も相手にリードを許したことはなかったのでは?
そのぐらいの差でした(笑)。
「ドリーム」はあのチームだけ!
バルセロナオリンピックの後も、「ドリームチーム」という名のアメリカ代表男子バスケットボールチームが結成されてきましたが、自分の中ではどんなにその時の優れた選手を集めても、「ドリームチーム」と言えるのはあの92年のチームだけです。
96年アトランタオリンピックのメンバーも豪華でしたけど、「ジョーダンがいたら…」と思ってしまうし。
ジョーダンがいる・いないの差は大きいし、参加を辞退した選手もいなかったし、92年のチームは本当にダメ出しようのないメンバーだったので。
レイトナー以外(笑)。
そんなわけで、オリンピックや世界選手権でアメリカ代表メンバーが発表される度に「ドリームチーム」とメディアが囃し立てるのはやめてほしいなと思っています。
一部大物選手が辞退している時点で、もはや「ドリーム」ではないです。
別に「ドリーム」じゃなくてもいいのです。
92年に素晴らしい夢を見させてもらったので(笑)。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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