AIによる問い合わせ対応、現時点では「まだまだ」と思った話
いつものようにPCを使用していると、右手小指付近に熱を感じて「?」と見てみると、PC右側にある電源コネクタから異常な熱が発生していました。PC本体ではなく、電源のコネクタが直接触れないぐらいの熱さ。
「こりゃいかん!」とすぐにコネクタを引き外し、いったん冷ましてからまたつなげてみたのですが、やはりすぐヤバい熱さに。
メーカーのサポートページにアクセスしてみたところ、FAQには該当するものが見当たらず、問い合わせてみることに。
問い合わせページを開くと、
「適切なサポートを受けることができるように、問題点の簡単な説明を入力してください」
とのこと。
「S○○○○○○ L○○○○○ 3を使用中に、電源コネクタから異常な熱が発生します」
とシンプルに書いてみたところ、ものの3秒ほどで回答が来ました。早い!
が、回答は
「問題の解決に役立ちそうな記事はこちらです」
とともにFAQのコピペ。
このFAQの記事が的確であれば素晴らしかったのですが、内容は「バッテリーが充電されない、またはバッテリーが動作しない場合」というトンチンカンなものでした(苦笑)。
FAQを確認したうえで問い合わせたのに、FAQを貼り付けてくるとは。
しかも、ピントズレズレのFAQを(笑)。
つづけて「問題は解決しましたか? はい いいえ」と出てきたので、
「ちっとも解決しちゃいねーよ!」
という気持ちを込めて「いいえ」をクリック。
すると今度は、「こちらの記事も問題の解決に役立ちそうです」という一文とともに再びFAQのコピペ。
内容は「充電する方法」。
つづけて再び「問題は解決しましたか? はい いいえ」
さすがに笑うしかありませんでした(苦笑)。
話にならないのでググって調べてみると、同様の症状があった人のブログに行きつき、原因と対処方法が分かりました。
問い合わせ対応用のAI が対応していたのでしょう。質問からキーワードを拾って、自動的にキーワードに関連するFAQを貼り付ける仕組みなのかと。
こんな時期なので人が対応するのは難しいと思うし、AIを一次窓口とすることにも文句はありません。
ですが、まだAIだけでは完結できないんだなとは感じました。
将来AIが人の仕事が奪っていくとか言われていますけど、そんなに近い将来ではなさそうかなと感じました。
「奪う」ではなく、「役立つ」ものはこれからどんどん出てくるでしょうけどね。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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