いいなと思うものを使う。ランニングシューズ選びもPC・スマホ選びも同じ

ランニング、マラソン,アイテム

ナイキのヴェイパーフライ(それと、近々発売されるアルファフライ)を取り上げているニュースやコラムの記事を多く見かけます。

が、見ていてどこかネガティブな書きっぷりが多いような気がしています。
いや、露骨にネガティブな文言を用いているわけではないのですけど、言外に「厚底シューズ、ズルくないかい?」みたいなフンイキを感じるのです。妄想かもしれませんが(笑)。

でも、「世界陸連のルール上もNGではなくなったんだし、いいんじゃないの?」と思っています。

 

 

アドバンテージが大きいから?

たしかにヴェイパーフライは、従来の上級者向けシューズとは異なりソールが厚く(いわゆる「厚底」で)、他のシューズとは一線を画すデザイン・仕様です。
履き心地も、多くのガチランナーが使用していることから言わずもがなでしょう。

他のシューズに比べてアドバンテージがあることは否定しませんけど、「アドバンテージが大きいからNG」とする、あるいはNGにしようとする風潮には疑問です。

 

「ZOOM X」のようなフォーム(foam)とカーボンファイバープレートを使う発想は、ナイキの研究開発の成果なはずです。
アディダスだってBOOSTフォームを開発しているのだから、それを生かして同じレベルのランニング効率をもたらすシューズを作れば良いはずです。
アシックスやミズノだって、α-GelとかWaveとかのソールを開発しているのだから、それを発展・進化させればいいのでは?

と思うのです。

カーボンファイバープレートは、すでに陸上スパイクではナイキに限らず他のメーカーでも使われているようだし、「それを生かしたか・生かさなかったか」の違いではないかと思っています。
要は、カーボンファイバープレートに関しては「他のメーカーだって利用することができたでしょ?」ということです。

 

日本のメーカーじゃないから?

それと、ナイキは日本のメーカーではなく、日本人の職人さんも関係していないので、それでネガティブな感じになっているのではないか、とも思いました。勝手な推測ですが(笑)。

でも、それならPCにMacやマイクロソフト、HPやデルを選び、スマホにiPhoneやGalaxy、Pixelを選ぶのと何が違うんだ? とも思います。

「日本人ならシューズはアシックスかミズノでしょう」と言うのなら、「日本人ならPCやスマホは富士通、シャープ、NEC、パナソニックでしょう」ということです(笑)。

 

「いいな」と思うものを使うのは、モノに関係なく同じ

ランニングシューズにしても、PC・スマホにしても、自動車にしても、バッグにしても、結局のところ「自分がいいなと思ったもの」を選んで使うのは同じだと思っています。

人それぞれの基準というか優先するものがあり(使いやすいさ、カッコよさ等々)、それによって選ぶものが決まるんじゃんと。
もちろん、きっかけは「周りの人が使っているから」とか「憧れの人が使っているから」というのもあるでしょうけど、そこから実際に使うかどうかはその人次第なわけで。

「自分にとって良ければ使うし、そうでなければ使わない」
「良いものが複数あれば、ベストだと思うものを使う」

というのは、モノが何であっても同じかと。

 

ということで、アルファフライの発売を心待ちにしています(笑)。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール