「キャリア1チーム」最後の選手は誰になりそうか予想してみた
プロデビューから現役引退までずっと同じチームでプレーする選手。
どんどん少なくなっています。
お金や、チームの方針や、選手自身の考えなど、いろんな要素が絡むもので、キャリア途中で移籍したりするのは誰にでもありうることだし、残留/移籍に善悪はつけられません。
ただ、「キャリア1チーム」の選手が少なくなってきていることは事実で、この流れは今後もつづくでしょう。
そうだとすれば、「最後の一人」になる選手が今の現役選手にいるんじゃないかと。
ということで、予想してみました。
サッカーとNBAとMLBだけですが(苦笑)。
※ここでは「キャリア1チーム」を「トップチームでのデビューから現役引退まで同一チーム」ということにしておきます。
(ユースチーム時代は除くことにします)
サッカー
デビューしたチームがビッグクラブでない限り、キャリア途中での移籍(特に中堅クラブ→ビッグクラブ)は誰にでもありうるでしょう。
本気で勝つことを目指しているクラブは、優れた選手を獲得するための予算を惜しまないし。
40過ぎのオッサンには、最近の移籍情報に出てくる移籍金額はドン引きするレベルです(笑)。
「Priceless」な選手は、バルサのメッシぐらいじゃないかと。今後も。
メッシのアルゼンチン代表でのプレーを見ていると、他のチームでバルサと同じようなパフォーマンスを見せるとは想像しにくいです。
バルサにとっては「メッシあってのバルサ」だし、メッシにとっても「バルサあってのメッシ」。
どちらも欠かすことのできない関係じゃないかと思っています。
ということで、リオネル・メッシが「最後の一人」になるんじゃないかなぁと思っています。
(他にいるかなぁ…?)
NBA
サッカーよりはまだ多いんじゃないかと思っていましたが、勝手が違ってきている感じもします。
選手自身がNBAチャンピオンに近づけるチームへの移籍を希望することもあるし、チーム立て直しのための「1対○」の大型トレードもよくあるし。
それにしても、ラッセル・ウェストブルックにトレードの話が浮上するとは思ってもいませんでした。
3年連続平均トリプルダブルを達成して、ついこないだ4年間の契約更新をしたばかりなのに。
まだ何も決定していないけれど、ウェストブルックぐらいの選手でも移籍がありうるとなると、「最後」となる選手が今いてもおかしくなさそうです。
個人的にはステフ・カリーじゃないかな、と予想しています。
ヤニス・アデトクンボは、数年後どこか優勝できそうなチームに移籍しそう(笑)。
ペリカンズに入団したザイオン・ウィリアムソンも、アンソニー・デイビスが移籍したぐらいなので、ありうるなと。
MLB
最近巨額の延長契約をしたマイク・トラウトが最後になりそうかなぁと思っています。
ただ、ちょっと期待しているのは、トラウトより若いオータニサン。
肩を治して、本格的に二刀流で活躍すれば、トラウトと共に長く「二枚看板」でしょう。
ただ、やっぱり将来は分かりません。
トラウトもオータニサンも、ヤンキースやレッドソックス、ドジャース、カブス、ジャイアンツあたりが獲得を目指すかもしれないし、NBAと同様「1対○」のトレードもよくあるので。
結果的にデレク・ジーターが最後だった、ってことはないよなぁとは思いますが……
選手にもチームにも条件がある
なんとな~く書いてみましたが、「キャリア1チーム」になりそうな選手に共通して言えるのは、
「実力も人気も圧倒的に優れている選手 + お金と実力を併せ持ったチーム」
であることだと感じます。
選手は実力も人気もないと放出の対象になるし、チームの方もその選手に見合う待遇や優勝を狙える実力がないと、成立しないなと。
そんなことを考えると、「チームの看板」と言える選手の移籍も、それほどネガティブなことではないのかも、と思えてきました。
サッカーやNBAでビックリするようなトレード・移籍情報が相次いでいるけれど、勢力図がガラッと変わる可能性もあるので、それを楽しむのがよさそうです。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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