メイウェザーのRIZIN参戦。関心、注目はルール次第
フロイド・メイウェザーJrが、年末にRIZINに参戦することが発表されました。
相手は那須川天心選手ということで、対戦相手は申し分ないと思っています(他に見当たらない)。
が、
ボクサーとキックボクサー
MMAの経験なしとあり
41歳と20歳
という違いに加え、体格差(体重差)がある両者なので、ルールがはっきりしない現段階ではまだエキサイトできません……(苦笑)
メイウェザーの試合が日本で見られるのはうれしい
メイウェザーが戦う姿を日本で見られることは、純粋にうれしいです。
ラスベガスで観戦しようとすればけっこうお金が必要だし(旅費+チケット代なので)、チケット確保だって難しいはず。
ましてリングに近い席となると、金額のケタが違ってきます……
今回ボクシングマッチをするのかどうかまだ分かりませんが、純粋なボクシングルールだったら見に行きたいです。
完全なボクシングルールだとすれば、フルラウンド使った「メイウェザー先生のボクシングレッスン」で終わりそうな予感もします。
ただ、あのL字ガードでひょいひょいかわす姿を生で見られるのは貴重だし、仮に試合を見ることができなくてもトレーニングだけでも見たいです。
メイウェザーなら、トレーニングを見るためだけにお金を払ってもいいと思っています(笑)。
ボクシング以外のルールなら関心90%減
ボクシング以外のルール(キックボクシングルール)となれば、那須川選手の完勝でしょう。
ローキック耐性のない(はずの)メイウェザーは、1ラウンドももたないのでは?
ローキック禁止にしたり、「1ラウンド○発までならキックあり」といった変則ルールにしたとしてもメイウェザーに勝ち目はないかと。
ヒットされなくても、ガードで腕を痛めそう。グローブをしたパンチをガードするのと、素足(スネ)によるキックをガードするのとでは衝撃や効き方が違います。
そんなふうに思うので、純粋なボクシングルールでないと注目し難いなぁと思っています。
ボクシングルールだとしても体格差が…
メイウェザーとしても、ボクシング以外のルールでは受けないんじゃないかなぁと思っています。
もちろんボクシング以外のルールなら、たとえ負けたとしても「ボクシングじゃないからさぁ…」と言い訳ができます。
でも、それよりも身体へのダメージを心配するはず。
仮に脚に深刻なダメージを負えば、米国に帰ってまたボクシングをやろうとしても難しくなるかもしれません。
メイウェザーにとって、身体はこれからも大事な商売道具です。一応引退しているけれど、また復帰を匂わすだけでお金を動かせる力があります。
自分の身体を自分でしっかり守れる範囲内の試合じゃないと、容易には引き受けないんじゃないかなぁと思うのです。
それに、ボクシングルールでやったとしても、体格の差を埋めることはできません。
両者が最大限歩み寄っても5kgぐらいの差は残るそうで、両者の体重からするとボクシングで2階級の差になります。
しかも、メイウェザーが有利。
ここも「ちょっとなぁ…」と思うところです。
こういうルールなら注目したい
落としどころではないですが、こういうルールだったら注目してみたいです。
・ボクシングルール。3分×12ラウンド制。
・判定決着なし。時間切れは引き分け扱い。
・グローブハンデとして、メイウェザーは10オンス、那須川選手は8オンスのボクシンググローブを使用
・グローブは、共にRIZIN指定のものか、日本製。メキシコ製はナシ。
・メイウェザーはウェルター級リミット以下の体重(66.68kg以下)にする。那須川選手は制限なし。
判定ありにするとメイウェザーが逃げ切ると思うので、「KOしないと勝ちにならない」ルールの方がいいかなぁと。メイウェザーとしても、全勝記録に「引き分け」をつけたくないはずだから面白くなると思います。
あと、メイウェザーが試合で使っているGRANTのグローブ(メキシコ製。レイジェスもそう)は、日本製のグローブに比べて拳のアンコが薄くてパンチが効きやすいので、日本製のグローブに統一した方が良いかと。
体重差は、どうしようもないですね…
那須川選手には不利なルールだけれど、ボクシングで負けたとしてもキャリアに傷がつくことはないし、むしろ「メイウェザーとボクシングで戦う」ということ自体が大きな箔になると思っています。
もしも勝てば、それはもう……。
あと、単純に「メイウェザーを見るならボクシングが見たい」というのがあります(笑)。
「ボクシングの申し子」みたいなメイウェザーが他のルールでやってもなぁ…と。
どういうルールで試合をすることになるのか、ちょっと見てみようじゃないか。
今はそんな感じです(笑)
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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