DREAM THEATER武道館ライブ。名作は25年経っても全然色褪せていない

楽しみ

昨日はDREAM THEATERのライブ(@日本武道館)に行ってきました。

DREAM THEATERのライブに行くのは5年ぶり。
久しぶりだったこともさることながら、自分にとっては「逃すことのできない」ライブであり、実際に行って本当によかったです。

 

 

きっかけとなったアルバムの完全再現

今回のライブは、ヒット作の2ndアルバム『IMAGES & WORDS』25周年記念のもので、目玉はこのアルバムの全曲を曲順に演奏するものでした(プラスアルファも合わせて計3時間の公演)。

『IMAGES & WORDS』は、私が17歳の時にDREAM THEATERを知り、ハマったきっかけとなったアルバム。
誰かに「DREAM THEATERって、どんな曲なの?」と聞かれれば、必ずこのアルバムを聴かせます(笑)。

 

17歳の時に文字通りの【衝撃】を受けて以来、25年間何度となく聴いているのですが(数えていないけど800回は軽く聴いていると思う)、自分にとっては「不朽の名作」なので、このライブを逃すわけにはいきません。

 

昨日のライブで聴いてまた好きになりました。

1曲目の「Pull Me Under」のイントロが流れた瞬間から

 

「うおおぉぉ!!」

 

とテンションが上がり、最後の「Learning To Live」の終わりまで興奮&感動しっぱなしでした。

17歳の頃に戻った気分(笑)。

 

このアルバムで一番好きなのは3曲目の「Take The Time」で、この時が興奮&感動のピークだったのですが、それでも「ああ、次はあの曲だ」と聴いていて(観ていて)、やっぱり「全曲名曲」のアルバムだなぁと改めて感じました。

 

発売から25年経った今もなお「名作・名盤」と言えます。
少なくとも私はそう言う!(笑)

 

「パーフェクト」な演奏

DREAM THEATERのライブに行けばいつも思うのですが、演奏は毎回パーフェクト。
昨日も「パーフェクト!」と言えるパフォーマンスでした。

 

プロなら当然なのかもしれないですが、変拍子・転調が多く、見るからに技術的難度の高い曲ばかりなのに、全てをほぼ完璧に演奏しているのがもう……

オリジナルメンバーなら作曲もレコーディングもして、これまで25年間何度も演奏する機会があって体に染みついているのでしょうけど、ドラムのマイク・マンジーニは加入して6年ほど。今回のツアーのために相当練習したんじゃないかと。
しかも、ドラムはミスできない(ごまかしがきかない)重要なパート。他のメンバーと合わせることも大事です。
そんなこともあり、席からマンジーニをじっと見ていることが多かったです(笑)。

 

 

でも、完璧でした。

マンジーニのドラムソロはヤバかったです(5年前にもやってましたが)。
機械のように正確なリズムで、しかも速い。力強い。

マイク・ポートノイのような「遊び」というか「余裕」を見せることはあまりないけれど、過去の曲も完璧にこなせるところは「ザ・職人」という感じがして、ますます好きになりました。

 

他のメンバーもいつも通り超絶で言うことなし(笑)。

 

唯一残念だったこと

手放しに褒めちぎってもつまらないので、一人のファンとして残念だったことも書いておきます。

一つだけなのですが、ヴォーカルのジェームズ・ラブリエが高音を出せなくなっていたなぁっていう…(苦笑)

 

『IMAGES & WORDS』の、特に前半の曲には要所要所に高音の部分があるのですが、高音部分は忠実に歌えないようで1オクターブ下げていました。

元々歌うのも難しい曲なので仕方ないのかなぁとは思いますが、他方で浜田麻里さんは30年前の曲も全く同じキー・同じクオリティで歌うので、「う~ん…」と。
(浜田麻里さんが超絶なだけなのかもしれない…)

 

演奏はまだまだ完璧だけど、ヴォーカルの難しさを考えると、将来「30周年、35周年……」といった節目のライブはどうだろうなぁとも思いました。
(それだけに今回行けたのはよかったです)

 

本物の名作は何年経っても色褪せない

『IMAGES & WORDS』の後には、ラストに「A Change Of Seasons」も演奏していました。3時間ライブのラストが23分の大作っていうのも、体力的に厳しいはずなのに……(汗)。

 

ちなみにですが、若かりし頃の私は、自分が格闘家だったら入場曲は「Pull Me Under」か「A Change Of Seasons」にしたいなぁと思っていました(笑)。

 

今回ライブに行って改めて『IMAGES & WORDS』の良さを再認識(再確認?)した感じがします。25年経っても全然色褪せないのは名作だからこそでしょう。

 

ライブに備えてしばらく聴かないでいたけれど、昨日のライブを観て(聴いて)、すぐにまた聴きたくなりました。

ジジイになっても、生きている間はずっと聴きつづけることでしょう(笑)

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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