レブロン・ジェームズ、再びクリーブランドから移籍。考えてみれば納得だった
サッカーワールドカップが盛り上がっている中(私も盛り上がっています)、昨日はNBAでビッグニュース。
FAでクリーブランド・キャバリアーズ(以下、キャブス)から移籍することを決めていたレブロン・ジェームズが、LAレイカーズに移籍するとの発表でした(代理人による発表)。
以前から移籍先候補に挙がっていたし、親しい選手が「レブロンはLAに行きたがっている」と漏らしてたそうなので、想定内と言えば想定内だったのでしょう。
でも、実際に決まるとやっぱりびっくり。
「ロケッツかシクサーズじゃないか?」とも言われていたし、自分もシクサーズじゃないかなぁと、なんとな~く思っていたので。
故郷クリーブランドから再び離れるということで、地元では賛否両論あるのかもしれませんが、個人的には納得しているし、非難する気も全然ありません。
キャブスに優勝をもたらしたのだから
納得の理由の一つはコレです。
以前にキャブスからマイアミ・ヒートに移籍した時は「なんだよ、それ」と思ったものでした(苦笑)。
そして、マイアミで二度NBAチャンピオンになった時も
「故郷のクリーブランドで優勝していないんだから認めん。認めないぞ!」
と頑固オヤジのようなスタンスでいたものでした(苦笑)。
でも、2016年にキャブスで見事にチャンピオンになりました。
レギュラーシーズン史上最高成績(73勝9敗)のゴールデンステート・ウォリアーズを下して。
しかもキャブスにとってはチーム史上初で、クリーブランドのチームが優勝したのも52年ぶりのことでした。
90年代にマーク・プライス、ジェラルド・ウィルキンス、ラリー・ナンス、クレイグ・イーロー、ブラッド・ドアティを擁したキャブスが、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに何度も苦杯を味わい、NBAファイナルに一度もたどり着けなかった時代から見てきたので、クリーブランド市民でない自分も(笑)感慨深い思いがありました。
そんな偉業を成し遂げたのだから、文句ないと思っています。
チャンピオンに再びなるために環境を変えたかった?
これも理由の一つかと。
こないだのNBAファイナルを見た限りでは、今の戦力でNBAチャンピオンに返り咲く可能性は極めて低いと思ったはず。
(私はそう思った)
チャンピオンリング3つでは、ジョーダン(6つ)やコービー(5つ)、シャック(4つ)には及ばないし、すでに3つゲットしたステフ・カリーや、2つゲットしたケビン・デュラントに追い越される可能性もあります。
やっぱり「負けられない」「負けたくない」というのが根底にあると思うのです。
それだけに、本気でチャンピオンリングを獲りにいくために環境を変えるというのは、ナシではないと思っています。
移籍先はロケッツでも良かったかもしれませんけどね(笑)。
もしかしたらコレも理由では?
もう一つ思ったのは、「将来の夢のためなんじゃないか?」ということです。
レブロンは、かねてから自分の息子がNBA入りして、親子でマッチアップするまで引退しないつもりで、それが将来の夢だと公言しています。
「親子で一緒にプレー」ではなく「親子でマッチアップ」、つまり勝負するということです。
もしかしたら、息子には将来、自分の故郷のキャブスに入ってもらって、永久欠番確実の自分の背番号「23」を着けてもらい、自身は他のチームで相手をしたい、なんていうプランの一環なんじゃないかなぁ?
と思ったのです。
父親目線で考えてみたら腑に落ちました。
この場合、移籍先はどこでも良いのでしょうけど、最も華のあるチームで親子対決を派手なものにしたいというのがあるのかなと(笑)。
来季はレイカーズが話題・注目の中心確実
ラジョン・ロンドや、過去にレブロンとやり合っていたランス・スティーブンソンも加入して、レイカーズが面白そうです。
この2人やロンゾ・ボールがレブロンと合うのかどうかも未知数なので(苦笑)、それも含めて注目だなぁと。
いきなりウォリアーズやロケッツに勝てるとは思わないし、来季に限ってはボロ負けの可能性もあるけれど、長期的にはレブロンを軸に強いチームになるんじゃないかと期待しています。
さて、背番号どうするんでしょう?(笑)
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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