86年に似てる?アルゼンチン代表23人をボンヤリ見てみて思ったこと
W杯2018年ロシア大会のアルゼンチン代表メンバー23人が発表されました。
充実したFW陣と頼りなさげな守備陣というコントラストが特徴のアルゼンチンですが(苦笑)、ボンヤリとメンバーを眺めてみたら
「1986年のメンバーと似てるかも?」
と思いました。
2018年ロシア大会のメンバー
今大会のアルゼンチン代表23人は、以下の通り。
【GK】
セルヒオ・ロメロ(マンチェスター・U)
ウィリー・カバジェロ(チェルシー)
フランコ・アルマーニ(リーベル・プレート)
▽DF
ガブリエル・メルカド(セビージャ)
クリスティアン・アンサルディ(トリノ)
ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・C)
フェデリコ・ファシオ(ローマ)
マルコス・ロホ(マンチェスター・U)
ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス)
マルコス・アクーニャ(S・リスボン)
▽MF
ハビエル・マスチェラーノ(河北華夏)
エドゥアルド・サルビオ(ベンフィカ)
ルーカス・ビリア(ミラン)
ジョバニ・ロ・セルソ(PSG)
エベル・バネガ(セビージャ)
マヌエル・ランシーニ(ウエスト・ハム)
マクシミリアーノ・メサ(インデペンディエンテ)
アンヘル・ディ・マリア(PSG)
クリスティアン・パボン(ボカJrs)
▽FW
リオネル・メッシ(バルセロナ)
パウロ・ディバラ(ユベントス)
ゴンサロ・イグアイン(ユベントス)
セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
セリエA得点王のマウロ・イカルディが外れたことが取り沙汰されているけれど、「メッシや他のFWと上手くやれる」という基準であれば間違いなくこの4人だろうなと。
万一イグアインが負傷した場合、FWが小柄な選手ばかりになってしまうけれど、それも織り込んだ上での選出なのでしょう。多分。
「メッシ、ディバラ、アグエロの3トップ」というのも、それはそれで魅力的で面白そう(笑)。
なんとな~く雰囲気が似てる?
1986年と言えば、W杯メキシコ大会でアルゼンチンが優勝した年。
「マラドーナの、マラドーナによる、マラドーナのための大会」と言っても華厳の滝・・・いや、過言ではない大会でした。
今回のメンバーを「メッシ→マラドーナ」に置き換えてみると、なんとな~く輪郭というか雰囲気が似てるんじゃないかなと思いました。
「世界トップレベル」とは言い難い(苦笑)GKとDF陣。
攻守で献身的に汗を流す中盤。
豪華で世界トップレベルのFW。
オタメンディ、ファシオ、ロホあたりがルジェリ、ブラウンで、
マスチェラーノ、ビリア、ディ・マリア、バネガあたりがバティスタ、ジュスティ、エンリケ、オラルティコエチェアで、
メッシがマラドーナ、
イグアインがバルダーノ、
ディバラ、アグエロがボルギ、ブルチャガ…みたいな。
一人ひとりを凝視すればそりゃあ似てないけれど(苦笑)、薄目でボーッと見ると「似てるかも」と思ったもので。
アルゼンチン、期待できるかも
そんなふうに今大会のメンバーが見えてきたので、「今回のアルゼンチンは面白いかも」と感じています。
それまでは全然期待していませんでしたが(苦笑)。
メッシにとって、おそらく今大会は「最後の挑戦」になるでしょう。
「バルサのメッシ」としては文句のつけようがないキャリアを積んでいるけれど、「アルゼンチンのメッシ」として名を残すには、今大会の優勝がマストです。
優勝すれば、「マラドーナを超えた」という声が挙がっても文句ないです。
自分もそう思っちゃうかもしれません。
カギは守備でしょう。
「FW陣に2点取ってもらって、どうにかして1失点以内に抑える」
を徹底すれば行ける!
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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