試合数と人数の違いか…米国4大プロスポーツ(+サッカー)の年俸比較
先日、Forbes誌で米国の4大プロスポーツ+MLS(メジャーリーグ・サッカー)の平均年俸の比較に関する記事が出ていました。
NBAかMLBが一番高いんだろうなぁと予想していましたが、その通りだったようです。
米4大プロスポーツ・リーグ平均年俸を比較、最多はNBAの7億円超
ちなみにですが、上記見出しは「4大」となっているけれど、バスケ、野球、アイホ、アメフトの「4大」に加えてサッカーも取り上げています。
まだ「5大」にしてくれないのね……(苦笑)。
NBA、MLB、NHLとフットボールの違いは「試合数」
まず、上のリンク先によると、こんな結果だったようです。
NBA(バスケットボール)
平均年俸:620万ドル(約7億3,200万円/2016-17年シーズン)
最高年俸:3,100万ドル(約36億6,400万円/レブロン・ジェームズ)
MLB(野球)
平均年俸:440万ドル(約5億2,000万円/2016年シーズン)
最高年俸:3,200万ドル(約37億8,200万円/クレイトン・カーショウ)
NHL(アイスホッケー)
平均年俸:290万ドル(約3億4,000万円/2015-16年シーズン)
最高年俸:1,400万ドル(約16億5,500万円/アンゼ・コピター、2016-17年シーズン)
NFL(アメリカンフットボール)
平均年俸:210万ドル(約2億4,800万円/2015年シーズン)
最高年俸:3,125万ドル(約36億9,400万円/ドリュー・ブリーズ、2016年総額)
MLS(サッカー)
平均年俸:31万6,777ドル(約3,740万円/2016年シーズン)
最高年俸:720万ドル(約8億5,110万円/カカ)
フットボール系が意外と低めなのは、試合数の違いが大きいでしょう。
レギュラーシーズンの試合数は、
NBA…82試合
MLB…162試合
NHL…82試合
NFL…16試合
MLS…34試合
と、試合の数に大きな差があります。
NFLは、米国での人気はナンバーワンと言われ、スーパーボウルの視聴率も毎年非常に高いです。1試合当たりの観客数ならトップでしょうし、1試合当たりTV放映権料もトップではないかと(推測)。
しかし、試合数が非常に少ないため興行収入「総額」で分が悪いです。
同じ「フットボール」のサッカーもそうです。
まだMLSは「5大」扱いされていないことからも想像できますが(苦笑)、試合数はNFLより多くても人気面では
「NFL>>>>>MLS」
ということなのでしょう。
NBAと他スポーツとの違いは「チーム人数」
「NBAとMLBがトップじゃないかなぁ?」と私が予想していたのは、MLBは試合数、NBAはチーム人数にアドバンテージというか違いがあったからです。
(入れ替わりはありうるけれど)1チーム当たりの登録可能人数は、
NBA…12人
MLB…25人
NHL…23人
NFL…46人(1試合の出場可能人数)
MLS…28人
のようです。
NBAが非常に少ないので、これは大きいだろうなぁと思っていました。
(そもそもコート上の人数も5人だけだし)
MLBは試合数が圧倒的に多く、NBAは人数が少ないから、1試合当たりの観戦者数がモノを言うかなぁ?
MLBの方がキャパ(収容人数)が多いから、MLBかなぁ?
でも、NBAの方がグッズが売れていそうだなぁ(笑)。
とか考えての予想でした。
ともあれ、NBAが一番高いようです。
ただ、どのスポーツもハンパじゃないフィジカルやセンスの持ち主が集まっているし、特にプレイオフ以降は面白いので、年俸とかに関係なくスゴイと思うし、観戦を楽しんでいます。
MLSはこれからでしょう。
まずは「5大プロスポーツ」と言われるように頑張れ!(笑)
書いた人
-
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール
最近書いた記事
- 2024年11月25日日常の出来事「ブラックフライデー」に揺さぶられないために心がけていること
- 2024年11月20日日常の出来事今年はやっぱり暑かった(暖かかった)のだと自分の過去ブログで確認した話
- 2024年11月18日ランニング、マラソン自分のランニングを抜本的に見直し!初めにやってみたこと
- 2024年11月12日アイテムCOROS PACE3で「ギア管理」ができるようになり、さらに便利になった