現在開催中のクラブW杯は全然見ていない…
日本時間の6月15日に開幕戦が行われ、これを書いている現在は決勝トーナメント1回戦が行われているFIFAクラブワールドカップ2025。
多くのサッカーファンは注目して見ているのだと思いますが、私は全然見ていません。
後で結果だけ知って「ふ~ん」と思う程度の関心度です。
刷新されたクラブワールドカップ
クラブワールドカップは今回の2025年大会からレギュレーションが刷新されています。
具体的には、
【従来】
・毎年開催
・6地域(欧州、南米、北中米カリブ海、アジア、オセアニア)のチャンピオン+開催国の優勝チームが参加
・トーナメント方式(欧州と南米は準決勝から)
【2025年大会~】
・4年に一度開催
・4年間の6地域のチャンピオン+FIFAによるクラブランキング上位チーム(計32チーム)
・グループリーグ+トーナメント方式
という具合です。
簡単に言えば「ワールドカップっぽく大規模にしてみた」という感じでしょうか(笑)。
「大規模なほど面白い」とは必ずしも思わない
私は、2004年まで行われていたインターコンチネンタルカップ(または「トヨタ ヨーロッパ/サウスアメリカ カップ」。「トヨタカップ」として有名)はとても好きでした。
欧州のチャンピオン(チャンピオンズリーグ優勝チーム)と南米のチャンピオン(コパ・リベルタドーレス優勝チーム)による中立地での一発ガチンコ勝負。
それで十分だし、その試合で勝った方が「クラブ世界一」を名乗っていいと思っていました。
ところが、FIFAもお金の匂いを感じたのでしょう(オリンピックにも共通する)。
「大規模化した方が収入が増えるじゃん」
となり、2005年から正式に各地域のチャンピオンが参加するトーナメント方式(クラブワールドカップ)に移行されました。
さらに
「毎年ちっちゃい大会をやるんじゃなく、4年に一度ドカンとワールドカップっぽくやった方がもっと収入増えるじゃん」
となり、今回の刷新になったようです。
しかし、2005年のクラブワールドカップ以降から感じているのですが、
・19大会中13大会は「欧州 vs 南米」の決勝戦
・19大会中16大会で欧州代表クラブの優勝
・欧州と南米以外の地域の優勝チームはゼロ
という状況です。
「勝負はやってみなくちゃ分からない」とは言葉では理解していますが、正直「やらなくても分かるんじゃ…」という感じさえする実力差があります…。
規模をデカくしても、それが面白さに直結するとは限らないよね、と感じるのです。
選手のオフは???
今行われているクラブワールドカップで一番「う~ん…」なのが、開催されるタイミングです。
欧州のシーズンオフじゃん…
各国のリーグ戦やチャンピオンズリーグがようやく終わって、「さぁ新シーズンに向けた再始動までちょっと休んで英気を養うぞ!」というタイミングです。
英気を養う時間がとれません…。
シーズンが終わった直後なので選手が精彩を欠いていてもおかしくないし、シーズン中ほどのガチンコさがなくてもおかしくないよなと思っています。
それに夏で暑いし、体力の消耗もハンパじゃないはず。
選手の過労による体調不良やケガのリスクも高くなるのではないかと。
大会を運営するFIFAや選手を抱えるクラブとしては、収入や賞金が高けりゃいいのでしょうかね(苦笑)。
まだよく分からない…
私はまだこのクラブワールドカップ方式には懐疑的です。
というか、盛り上がれないでいます。
第1回大会だし、今回の様子を見て第2回大会から注目するかどうか考えようと思っています。
ただ個人的には、注目するのは以下の5つで十分です。
・ワールドカップ
・EURO(欧州選手権)
・コパアメリカ(南米選手権)
・UEFAチャンピオンズリーグ
・各国リーグ(プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ等々)
他にも見たいスポーツがたくさんあってサッカーにそんなに時間をとれないという事情もあるので、これ以上広げられません(苦笑)。
書いた人

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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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