大惨敗の横浜マラソン2019。悔しさを通り越して得た教訓
昨日、横浜マラソン2019に参加しました。
毎年「ヘタな鉄砲戦術」で横浜マラソンにも応募しているのですが、今年初めて抽選で当たりました。
たまには当たるものです。東京マラソンとは違って(笑)。
で、結果は大惨敗でした。
自己ワーストタイムの4時間16分台でした(私の個人計測)…。
フルマラソンを初めて走った時のタイムよりも遅い結果となったので、終わった直後は心身ともに大ダメージを負いましたが(苦笑)、そこはやっぱりコレです。
「Pain is temporary, quitting lasts forever.」(ランス・アームストロング)
今回得た教訓を次回に生かそうと、感じたことを書いてみました。
1.「準備」と「結果」の比例関係
今回痛いほど感じたのは、
「ちゃんと準備しないと、いい結果はついてこない」
という当たり前のことです。
事前の走り込みが不足していました。
夏以降、暑さなどを理由に(言い訳です)日ごろのラントレを疎かにすることが多く、例年に比べてラントレが少なかったです。日数も頻度も距離も時間も。
長距離のトレーニングは、レース2週間前と1週間前に1回ずつ25~30kmのLSDをしただけ。
そりゃ好タイムなど出ようはずがありません。
本気で勝負するなら、準備にも最善を尽くさないといけない。
他人との勝負やビジネスでは必ずしもそうではないのかもしれないですが、自分との勝負なら必要だと感じました。
2.「準備」はレース直前にもある
このブログで、レースのスタート前のトイレ対策について熱く書いているにもかかわらず、昨日はそれが出来ませんでした。
会場付近のトイレの混雑具合を甘く見ていました…
レース会場、そしてスタート直後は、必ずと言っていいほどトイレが激混みなので、スタート前にちゃんとトイレは済ませておくことも大事な「戦略」の一つだと常々考えていたのですが、昨日は「このぐらい混むだろうな」という想定の上を行く混雑ぶりでした(トイレの数が少なかった?)。
私の到着時刻が遅かったこともあって、余裕をもって並ぶことができず。
そして、スタート位置に集合する時間が来てしまい、事前にトイレに行かずにスタートする結果となりました。
集合してからスタートまで30分ほど待機するのですが、その間に行きたくなり、スタート直後にトイレへ直行。大幅なタイムロスをしたのは言うまでもありません…
上に準備について書きましたが、スタート直前の「準備」も怠ってはいけないと改めて痛感しました。
3.早くラクになりたいなら…
事前に脚をしっかり作っていなかったので、後半は大失速しました。
「30kmのカベ」のもっと手前の、ハーフ直後の首都高に入る上り坂で消耗してしまいました…。
腿が上がらないし、一歩進むごとにふくらはぎに筋肉痛のような痛み。
おまけに左ヒザの裏に、腱がピキッとくるようなアヤシイ痛みが…
初めて
「もうリタイアしようかな」
という心の声を聞きました。
しませんでしたが(笑)。
ペースが遅くなっているので心肺は平気。でも、脚が動かない。
後半は脚の痛みと共に、別の「苦痛」を感じながら走っていました。
で、そんな状態で苦しみながら走っている時に、沿道から刺さる言葉が。
「早くラクになりたいなら、速く走るしかないぞ~!」
そのとおりです。
走っている間の痛み・苦しみは、走っている時間が長い(=遅い)からこそ長く感じるのであって、速く走れれば短時間で済むのですから。
失速して苦痛とともに走っていた自分には、猛省せずにはいられない貴重な言葉でした。
惨敗も経験。次に生かしたい
今回のレースは結果は、反省すればするほど妥当な結果だったなと感じました。
「悔しい」というのも当然ありますが。
今シーズンは、フルがもう1レースあります。
そこに今回の経験(教訓)を生かすべく、準備していこうと思っています。
昨日は足腰ボロボロのヘロヘロだったのに、今日は日常生活に支障ないくらい歩けています。
なんなら軽くジョグもできそう。
脚が慣れて回復が早くなったのか、
それとも昨日全力を出し切っていなかったのか。
後者なのかもしれないと思うと、また悔しさがこみ上がってきます(苦笑)。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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