選手名の「ジ」と「ディ」、「チ」と「ティ」はこう使い分けている(つもり)

サッカー

外国人選手の日本語表記は難しいという内容を、過去さんざん書いていますが(苦笑)、やっぱり難しいです(笑)。

難しいので、最近では会計方針のように自分なりの一定のポリシーをもって、それを継続適用していくしかないとさえ思っています。

CR7の表記も、「クリスティアーノ」、「クリスチアーノ」、「クリスチャーノ」と「ロナウド」、「ロナルド」で最大6パターン考えられるし、実際メディアによっていろいろなようです(苦笑)。

 

ということで、自分のポリシーを一部書いてみることにしました。

下記は、基本的には選手のルーツがブラジル(ポルトガル語圏)かアルゼンチン(スペイン語圏)かの違いです。

 

 

「DI」を「ディ」と読むか「ジ」と読むか

例えば「Diego」。

言わずと知れたマラドーナは「ディエゴ」と読み、書いていますが、スペイン代表で今まさにW杯で活躍しているコスタは「ジエゴ」にしています。

 

この違いはルーツに基づいています。

マラドーナは生粋のアルゼンチン人なので、「DI」は「ディ」と表記しています。
アンヘル・ディ・マリア(Angel Di Maria)も同様です。

一方、ジエゴ・コスタはスペイン代表ですが、元々ブラジル出身で、ブラジル代表にもなりえた選手です。
ブラジルでは「DI」は「ジ(ヂ)」と読むようなので(※)、こっちの「Diego」は「ジエゴ」または「ヂエゴ」と表記しています。

(※)他にも「Madinho」が「マジーニョ」だったり、「Edinho」が「エジーニョ」だったり。
「Edmundo」で「エジムンド」だし、「Edson」で「エジソン」でもある。

 

カバーニ(Edinson Cavani)は「エジンソン」ではなく、「エディンソン・カバーニ」と書いています。
ウルグアイ人だけど、アルゼンチンと同じスペイン語圏なので。
(ちなみに、カバーニのファーストネームは「Edison(エディソン)」ではなく「Edinson(エディンソン)」)

 

「Thi」や「Ti」を「チ」と読むか「ティ」と読むか

もう一つ「これは…」というのが「Thiago」。
これを「チアゴ」と読むか「ティアゴ」と読むか、です。

具体的な選手で言うと、シウバ、アルカンタラ、モッタあたりです。

 

私は、上記3選手は全員「チアゴ」にしています。
理由は全員ブラジル出身だからです。

格闘技でも、ブラジル選手の「Thiago」は「チアゴ」だし、「Santiago」は「サンチアゴ」です。
UFCにも出ていたチアゴ・シウバ(サッカーと全く同じThiago Silva)の入場曲でも、ハッキリと「チアゴ~!シウバ!」と言っているので間違いないかと(笑)。

 

シウバはブラジル代表、アルカンタラはスペイン代表、モッタはイタリア代表とバラバラですが、ルーツはそろってブラジルなので統一するようにしています。

「Santiago」が出たついでですが、ブラジルなら「サンチアゴ」ですが、スペインやアルゼンチンなら「サンティアゴ」にしています。
かつての名GKカニサレス(Santiago Canizares)は「サンティアゴ・カニサレス」、レアルのホームスタジアムは「サンティアゴ・ベルナベウ」と書くようにしています。

 

自分なりのポリシーを持つしかなさそう

上記はほんの一例ですが、考えれば考えるほど「あれはどうなんだ?これはどうなんだ?」と出てくるので(苦笑)、やっぱり自分なりのポリシーをもって、それを使い続けるしかないのかもしれません。

メディア間で統一させようという感じも全くなさそうだし(苦笑)。

 

ということで、「ジ」と「ディ」、「チ」と「ティ」については、私はこんな感じで使い分けています。

もちろん誤りがあったと分かれば、その都度修正していきます(笑)。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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