ナイキのレース用シューズ「ヴェイパーフライ4を使用してみた第一印象

アイテム,ランニング、マラソン,雑感

先日、ナイキのレース用ランニングシューズ「ヴェイパーフライ4」を購入し、半月経ってようやくデビューさせてみました。

と言っても長い距離ではないしトレーニングでの使用なので、今回は第一印象について書きます。

 

 

今シーズンはまったく使わないつもりだったが…

ヴェイパーフライ4は、私の2024-25シーズン中は使わず、翌シーズンのレース前あたりから使おうと思っていました。

デビュー前倒しです(苦笑)。

 

今回早めに使ってみたのは、単純にレース直前に1回使ってテンションを上げようという、それだけです(笑)。

ただ、実際使ってみて、その効果(テンション上げる)はテキメンに出たように思います(笑)。

来シーズンの10km~ハーフのレースが楽しみになってきました。

 

外観もアップデートあり

まず外観で「おっ、変わったな」と思ったのは、ヒモ&シュータン部分です。

ヴェイパーフライ3までは若干斜めになっていて、足の甲にヒモ部分がぶつからないようにされていました(スニーカーで言えば、ちょっとエア フットスケープっぽい感じ)。

それが今回の4は、アルファフライやペガサスなどと同じで真ん中ストレートな形状になっていました。

 

なぜ変わったのか分からないですが、もしかしたら契約アスリートから従来の「斜め」に対するブーイングがあったのかもしれません。

 

また、アッパーの素材が変わっています。

3は薄~いフライニットでしたが、4はエンジニアードメッシュになりました。

変わったことで、前足部分のフィット感がしっかりした感じがします。3は使用するにつれてやわらかく感じがあり、若干ルーズなフィット感がしたもので。

 


「THE ORIGINAL SUPER SHOE」って書いてあるのがいい(笑)

 

使ってみた印象

「走ってみたらどんな感じか試してみたいな」と思う一方で、超よかったら大事に使ってレース用にしたいなとも思うので(笑)、8kmだけ自分の走力レベルのいろんなペースで走ってみました。

 

東京マラソンEXPOで現物を手にとったことがあり、その時は「軽い!!」という印象が強かったのですが、使ってみてさらなる「おっ!」がありました。

 

まず感じたのは、フォアフット(前足)部分の感触の良さ。

踏み込んで跳ね返る感じがつま先部分からも感じられました。ヴェイパーフライ3では母指球より先(足の指)あたりからは跳ね返りがあまり感じられなかったのですが、4はいいなと。フォアフット走法のランナーがより気に入りそうな感じがしました。

 

それと、ギアの上げ下げ(加速・減速)がしやすい感じがしました。出力の上げ下げが伝わりやすいというか。

アルファフライシリーズは走っていてピョンピョン弾むような感触があり、ペースを安定化しやすい印象があるのですが、今回のヴェイパーフライ4は出力の上げ下げが走りに反映されやすい感じがするので、より「自分の力が出るシューズ」だなと感じました。

フラットでカーブや折り返しの少ないコースならアルファフライ3の方が良さそうですが、反対に、起伏や折り返しがいくつもあるコースだとヴェイパーフライ4の方が良さそうだなと思いました。
(走力が大してない自分が一丁前なことを言いますが…(^^;))

 

一つ「う~ん」なところを挙げると、これまでのヴェイパーフライシリーズ同様、踵にほんの少し抜け感というかフィット感が足りないところです。アルファフライにはない感覚です。

走ってしまえばそれほど気にならないのですが、今一つ踵あるいは足首周りのホールド感がないというかルーズな感じがするのがちょっと残念です。

 

 

まず10km~ハーフのレースで使ってみたい

でも、総合的に見て「すぐレースで使ってみたい」と思うぐらい好印象でした。

ただ、「自分の力が出るシューズ」な分、私のような走力不十分なヤツがいきなりフルマラソンで使うのはちょっとリスクも感じます…。

 

ということで、今回のかすみがうらマラソンでは起用せず、まずは新シーズンの10km~ハーフのレースで起用してみたいなと思っています。

 

自分がこれまで使用したナイキの厚底シューズ(ヴェイパーフライ2、3、4、アルファフライ2、3)の5種類で順位をつけるなら、こんな感じです。

 

1位 アルファフライ3
2位 ヴェイパーフライ2(アルファフライ3とは僅差)
3位 ヴェイパーフライ4(2とは僅差)  
4位 ヴェイパーフライ3(4とはまあまあ差がある)
5位 アルファフライ2(いいんだけど、必ず靴ズレするので…)

 

ということで、来シーズンのレースで本格使用したいと思っています♪