「雑誌が書籍を下回る」…自分にもその傾向はある…

雑感

昨日、「雑誌の売り上げが書籍を41年ぶりに下回った」というニュース記事が出ていました。
私の年齢と同じです♪

いや、言いたいのはそれではなくて(苦笑)、この傾向は自分事におきかえても納得感があるなぁと感じました。

 

 

最近雑誌をあまり買っていない…

「そういえば、最近雑誌を買うことが少なくなったなぁ」と感じていました。

2016年に買った書籍と雑誌の数を集計してみたところ、書籍169冊に対して、雑誌13冊でした(12月26日現在)。
今年残り数日で正月用に何冊か買うかもしれないので確定ではありませんが、自分の中では

「書籍>>>>雑誌」

でした。

 

自分にこの傾向が始まったのは、2013年頃。
前の職場を辞めて独立した時に、自分の知識不足、思考不足を痛感したのがきっかけです。

一言で言えば、「必要性に駆られて」というところでしょうか(笑)。
それまでは活字と言えば、スポーツ雑誌の記事とネット記事しか見ることがなかったので(苦笑)、自分の中ではちょっとしたパラダイムシフトが起こった感じでもありました。

 

雑誌を読まないわけではない

だからといって、雑誌に見向きもしなくなったわけではなく、今も書籍の物色に書店に行った際には必ず雑誌コーナーにも寄って、気になる雑誌を立ち読みします。
そして、「これは!」という興味をそそられる情報なりコンテンツを見つければ買います。

買うのは、サッカー、NBA、トライアスロン、格闘技、ファッション、ビジネスのいずれか。これは以前と変わっていません(笑)。

 

雑誌を買わなくなってきた理由

ただ、その頻度が減っているのは事実。
「なんでだろう?」と3つほど理由を考えてみました。

書籍に優先度で劣る

活字や書物に関して言えば、今は書籍を読み込んで、自分の仕事・人生のエキス(笑)にすることが最優先となっています。今後もずっとそうなるでしょう。
雑誌にもそれに相当する情報はあるけれど、充実度と深さの両面で書籍には劣ります。

そうすると、必然的に読むのに使うお金も時間も脳ミソも書籍に優先的に充てることになり、雑誌は「まあいいか」となってきています。

 

知りたい(読みたい)内容はごく一部

例えばスポーツだと、ネットで試合結果や主要データ、さらには映像までも見ることが可能なので、雑誌で知りたい・得たい情報が限られてきています。
しかも、ネットの方が情報の鮮度で圧倒的に勝ります。

雑誌にもネットにない情報やコンテンツがあり、それを得るために読むことはよくあるのですが、雑誌の中のごくごく限られた箇所にしかないので、「買おう!」と思うに至らないことが多くなったなぁと感じています。

加えて、書籍を積極的に読むようになってから文字を読むスピードも上がったようで、知りたい(読みたい)情報は10分以内の立ち読みでほぼカバーできるようになったような……

 

雑誌は電子書籍との相性がいいと知った

以前にも書きましたが、今年になって(ようやく)電子書籍デビューしました。

 

 

 

知りたい(読みたい)内容が限られている一方で、持つにはちょっとかさばる雑誌は電子書籍が良いなぁとも感じるようになり、電子書籍での購入も選択肢の一つになりました。
それによって紙の雑誌を買う機会が減っている、というのもあります。

ちなみに、2016年の電子書籍での雑誌購入数は、紙の雑誌と同じ13冊です(12月26日現在)。

 

雑誌を買うことが少なくなったけれど、書店で使うお金は増えている

雑誌はたしかに買うことが少なくなっているけれど、書籍を積極的に読むようになってから、書店で使うお金は増えています。
1冊当たりの金額を考えれば、「激増」なはず(笑)。

ネットで買うこともあるけれど、自分の場合は実際に書店でパラパラ読んでみてから買うことが圧倒的に多いので、まだ「ネット<書店」だし、今後も当面そうでしょう。

 

雑誌に関して言うと、ネットにない内容を充実させてほしいなぁと思っています。
スポーツ雑誌になるけれど(苦笑)、試合のスタッツやチーム(選手)のコンディショニングのこととか、シューズやウェア等アイテムの選手によるレビューなんかが充実しているといいのになぁと思っています(あくまで個人的な意見ですが)。