シューズを変えて○○改善? ベアフットシューズを使用し始めた
最近ネットでランニング関連の記事などを見ていたら、まあまあな頻度で
「ベアフットシューズ」
「ゼロドロップシューズ」
というワードが出てきました。
さらにこれらのシューズのレビューなどを見てみると、私が最近悩んでいるものの改善にもつながるという内容もありました(もちろん諸説あるのだと思いますが)。
「これは試してみないテはない!」
ということで、早速購入して使ってみることにしました。
最近の悩み
最近……いや、ここ1年半ぐらい腰痛に悩まされています。
整形外科では腰椎椎間板ヘルニアと診断され、これに起因して坐骨神経痛も発症しています。
フルマラソンの終盤にハムストリングや足首などが痛くなることがあったのですが、どうもコレだったようです(走り終わって10分ぐらい休めば痛みがほぼなくなるので、肉離れや捻挫などの類ではなさそう)。
まだ比較的軽症なのか、整形外科では痛み止めの薬の処方しかされず。
薬を飲んでいた間はよかったけれど、切らしてからは朝起きる時がたびたびツラいです(毎朝ではなく、不定期的に)。
朝、ツラさを乗り越えてランニングし始めれば痛みはなくなるし、ランニングを終わった後も寝る時までは痛みを忘れられるのですが、翌朝起きたら痛い…(泣)。
起床時からランニング開始までが苦痛なのです…(泣)。
で、個人的にあまり薬には依存したくないので、ストレッチの徹底や姿勢・モノの見直しなどで改善していきたいと思っているところなのです…。
ベアフットシューズ?ゼロドロップシューズ?
「ベアフットシューズ」とは、格闘技を知っている人なら「ベアナックル」というワードを知っているでしょうから、あの「ベア」と同じだと言えば「ああ、そのベアね」と分かっていただけるかと(笑)。
具体的には、スニーカーなどにあるミッドソール(足の裏と靴底の間にあるクッション性のある部分)を取っ払った、あるいは極力薄くして素足に近づけたシューズです。
一方の「ゼロドロップシューズ」とは、つま先とかかとに高低差がないシューズです。
つまり、ミッドソールが全体的に同じ厚さのシューズです。
スニーカーでもビジネスシューズでも、ミッドソールはつま先部分が薄めでかかと部分は厚めになっている(=ちょっとだけかかとが上がっている)のが通常です。
その厚さの差をゼロにすることで、歩くときの感覚を裸足に近づけるという意図があります。
素足(裸足)に感覚を近づけるという点では共通しています。
違いはミッドソールの有無になります。
コレを買ってみた
今回私はベアフットシューズを購入してみました。
具体的にはコレです。
メレル(MEREELL)の「ベイパーグローブ6」。
主にランニングではなく仕事の移動で使用したいので、色はオールブラックに。
堅苦しい場に行くのでなければ、まぁいけるんじゃないかと思っています(笑)。
アルトラのシューズやビブラムのファイブフィンガーズなども候補だったのですが、アルトラは黒があまり売っていなかったため、ファイブフィンガーズは見た目から文字通り5本指シューズなので仕事では厳しいかもしれない(苦笑)ということで断念しました。
第一印象
まず履いてみて思ったのは、
「軽っ!!」
です。
ミッドソールを排除しているのだから、そりゃそうです(笑)。
さらにこのモデルはアッパー部分がエンジニアードメッシュだし、アウトソール(靴底)もビブラムの薄いソール。ソールの厚みは6mmしかないそうです。極薄です。
なので本当に軽い。
そして、歩くと本当に素足の時のように地面の感覚があります。
まだ試していないけれど、ゴツゴツした砂利道を歩けば、足つぼマットを踏んでいるような感じになるんじゃないかと思います(笑)。
レスリングやボクシングをしている人なら、レスリングシューズとかボクシングシューズに近い感じと言えば分かっていただけるかと。
違いはレスリングシューズとかボクシングシューズの場合、足首保護のためミッドカットやハイカットになっているところです。こちらはベアフットゆえに足首の保護はありません。
しばらく歩いてみて気づいたのは、私が外を歩いている時は無意識でシューズに依存した歩き方になっていたことです。
具体的には、かかとから着地して歩いていたことです。
家の中を裸足で歩けばと分かると思いますが、裸足で歩くときはかかと着地ではなく母指球または母指球付近から着地しています。
ところが普段のシューズ履きでかかとから着地して歩くクセがついていたので、ベアフットシューズでもかかとから着地していてヘンな感覚がありました。
こういったところから徐々に自分の歩きや重心のかけ方が修正されて、足腰の負荷や姿勢の改善につながっていくのかなぁ…なんて期待しています。
当面、外で歩く時はこのベアフットシューズを履こうと思います。