ベルリンマラソン2023の注目はGOATの世界記録更新だけ!

ランニング、マラソン

今週末2023年9月24日にベルリンマラソン2023が行われます。

今大会の注目は一つだけ。

 

マラソン界のGOATエリウド・キプチョゲが、自身の持つ世界記録を更新できるかどうか

 

です。

当然ながら年齢は1年ごとに上がっていて、2023年9月22日現在38歳なのですが、更新できる自信があるからこそベルリンを選んだはずであり、また更新可能な環境も整えているようです。

 

 

ペースメーカーは超大変…

2023年9月22日現在のマラソン世界記録は、昨年のベルリンマラソンでエリウド・キプチョゲがたたき出した2:01:09。
この時のデータによると、前半のハーフは59:51でした(ハーフマラソン日本記録より速い)。

 

このレースはライブ中継を見ていたのですが、キプチョゲを含む先頭集団のペースメーカーが3人いて、3人とも序盤から必死な走りでした…。

必死の形相で引っ張りつづけ、ハーフを過ぎてから1人また1人と離脱してしまい、残る1人も25kmで力尽きたかのように離脱。
当初は30kmまで引っ張る計画だったのだと思いますが、ペースが速すぎてそこまでもたなかったように見えました(苦笑)。

 

今の世界記録を超えるには、平均ペースで2:52/km以上が必要だそうです。
そして、2時間切り達成のための平均ペースは2:49/km以上だそうです。

ペースメーカーも大変です…。
世界トップクラスのランナーじゃないと務まりません(汗)。

 

ペースメーカーに強力な援軍の情報が!

ただ、某SNS情報によると、今回はどうやら先頭集団のペースメーカーにジェイコブ・キプリモが就くらしいのです。

 

ジェイコブ・キプリモといえば、ハーフマラソンの現世界記録保持者(57:31)。
しかも、ハーフ58分切りを3度やっている唯一の選手。
(ちなみに58分切りはキプリモ以外に3人しかいない)

 

キプリモは、58分切りのハーフでは、2:43~2:54/kmのペースで走っていたそうなので、2:52/kmペースで引っ張ることは25kmぐらいまでは(ひょっとすると30kmまで)可能ではないかと。

超強力な援軍です。

 

「ボトルクロース」の活躍にも期待!

ベルリンマラソンにキプチョゲと言えば、「ボトルクロース」ことクラウス-ヘニング・シュルケさんがいます。

キプチョゲ専属(?)のスペシャルドリンク手渡し係といえばいいのでしょうか?

 

各地点の給水所に自転車でいち早く到着して待機し、キプチョゲが通過する際に絶妙な手渡しをします。

他の選手が取ろうとすることもあるのですが、それを上手くかわしてキプチョゲに確実に渡します(笑)。

 

この方もキプチョゲにとっては強力な援軍。
今回も活躍してくれることでしょう。

 

不安はコンディションのみ

不安材料があるとすれば、キプチョゲ自身のコンディションと当日の天候ぐらいでしょうか。

ベルリンマラソンは、毎年天候に恵まれていることが高速レースや記録更新レースと言われる大きな要因だと思っています(コースが全体的にフラットなところもそうですが)。

ただ、今年は欧州も夏は暑いようなので、今のベルリンも例年より暑いようだと勝手が違ってくるのかもしれません。

こればかりはコントロールできないのでどうしようもないですが…。

 

いずれにしても楽しみです。
今回もライブ中継を見ようと思っています♪