ブスケツまでバルサ退団。でもそんなにショックを受けていない

サッカー

15シーズンにわたってバルセロナ(以下、バルサ)の中盤を支えてきたセルヒオ・ブスケツが、バルサを退団することになったそうです。

 

下部組織からの生え抜きの選手。
私はお父さんがバルサでGKをしていたのを見ていたので、「おお!あのGKの息子か!」という見方で長年見てきました(笑)。

そんなブスケツがバルサを離れることになったので、感情的にはショックや残念さが出てくるかなと思いきや、意外とすんなり受け入れています。

 

 

普通ならショックなはず

バルサとスペイン代表の中盤を長年支えてきて、ジョセップ・グアルディオラを超えたと言える選手で、バルサでキャリアを全うするだろうなと思っていたブスケツが退団。

 

今のMLBでたとえれば、「クレイトン・カーショーがLAドジャース退団」

今のNBAでたとえれば、「ドレイモンド・グリーンがゴールデンステート・ウォリアーズ退団」

それぐらいのことではないかと。

 

バルサファンなら当然ショックでしょうし、そうでなくても普通ならショックを受けるんじゃないかなと思っています。

 

バルサだもの

ただ、結果的に今回はそれほどショックは受けませんでした。
自分でも意外なほどに。

 

今や長年同じチームで活躍してきた大物選手でも、移籍するのは当たり前のようになっているのが大きいです。

同じスペインのレアル・マドリーでも、ラウール・ゴンサレスやイケル・カシージャス、セルヒオ・ラモスといった選手が過去に移籍したし、バルサ自体も過去にイニエスタやメッシを放出しています(メッシ放出は、理由はともあれさすがに驚きでした)。
例外はないと言っていい状況です。

さらに近年、資金難で自転車操業状態のバルサならそりゃ選手よりもお金の確保の方が重要だわなと。

 

ひとむかし前なら

「おいおいマジかよ~!ブスケツまで放出するって、どういうことだよ~!」

と思ったでしょうけど、今回は

「ああ、とうとうブスケツまで…。バルサは大丈夫なのかねぇ?」

って感じです。
選手強化もそうだし、クラブ自体の存続も。

 

関連事業をあれこれ売却したり、選手に減俸を要求したり、リーガからの撤退を検討しているかと思えば、メッシ復帰のために動いていたりと、何かと話題の絶えないバルサ。

ブスケツもここ数年は減俸を求められていたようで、グッとこらえて呑み込んでいたのかと。
でも、さすがにもうアカンとなったのかなぁと推測しています(あくまで推測ですが)。

なので、ブスケツにはガッツリ稼げるチームに移籍して、これまで我慢してきた分を回収できればなぁと思うばかりです。神戸のチームでもいいし(笑)。

 

これからバルサはどうなっていくのか?

クラブ自ら「Més que un club(クラブ以上の存在)」と謳っているけど、私には今のバルサは「首の皮一枚の存在」にしか見えません(苦笑)。

 

今のバルサは全然好きではないけど、ちょっと注目しています。

バルサだもの(笑)。