NBAオールスターゲーム2023に期待するのは「ガチ勝負」だけ

NBA

今週末にNBAオールスターゲームが行われます(ゲーム自体は日本時間20日)。

今年はユタのソルトレイクシティで開催ということで、ちょうど30年ぶりのユタ開催。
30年前のオールスターゲームが熱くて面白いガチ試合だったので、今回も期待したくなります。

 

 

30年前は歴代最高の面白さだった

1993年のオールスターゲームは、個人的には歴代最高の面白さでした。

ドリームチームがバルセロナ五輪で金メダルを獲ってから最初のオールスターで、「ドリームチームの同窓会」的なところもありましたが(笑)、オラジュワンやラリー・ジョンソン、アイゼイア・トーマス、ダン・マーリー、マーク・プライス、ショーン・ケンプ、ドミニク・ウィルキンスなどなどもいたし、シャキール・オニールがルーキーイヤーで初出場だったのが話題でした。

 

ただ、素晴らしかったのは錚々たるメンバーよりも試合内容。
ものすごくヒリヒリする勝負でした。

1Qからお互い真剣勝負モードで、24秒バイオレーションが発生するほど必死なディフェンスをしていました。一応お互いケガをしない・させないように配慮していたのでしょうけど、選手の目は勝負モードでした。

お祭りのようなユルいオールスターゲームだったら、ルーキーのシャックの見せ場を作ったりしたと思うのですが、お互いガチなのであまり見せ場なし。この日のシャックは少し地味でした(苦笑)。

 

ゲームはほぼ五分で、4Q終盤にユーイングがジャンプショットを決めてオーバータイムに。

最終的にはウェストの勝利に終わりましたが、まぁ面白かったです。
YouTubeにフルタイムの動画があって久々に見たのですが、やっぱり面白かったです。

 

今回も期待したい

あのオールスターゲームから30年経ち、チーム分けやルール等がいろいろ変わっているし、選手のオールスターに対する考え方も当時とは全然違うと思うので同じようにはいかないのかなぁと思いつつも、やっぱり期待したいです。

 

チーム分けは試合当日まで分からない(試合当日にドラフトのような形で分けられます)ので、予想しようがないのですが(苦笑)、どういう結果であれ面白ければいいなと思っています。

「面白い」というのは、自分にとってはダンクコンテストのように選手たちが気ままに派手なプレーをするのではなく、真剣勝負です。

派手なプレーなしでもいいので、とにかく真剣勝負。
試合終盤に両チームのベンチが総立ちで固唾を飲んで試合を見守るような、そんなヒリヒリした試合が見たいです。

ちょっと前まではユルユルでつまらないオールスターゲームだったのが、チーム分けを「チーム○○ vs チーム○○」にし始めてからはけっこう面白くなっているように感じています。

それもあるし場所がユタということで、期待してオールスターゲームを見ようと思っています。