メイウェザーvsマグレガーの感想。いろいろ思ったので書き連ねてみた

ボクシング

昨日のフロイド・メイウェザーJr vs コナー・マグレガーの一戦。
見る人によって評価や感想はいろいろあるようで、私も見ていていろいろ思うことがありました。

ほんとにいろいろ(笑)。

 

 

所感

入場時

「そりゃ試合直前は緊張するよなぁ」

と、マグレガーのピリピリした表情での入場シーンを見て思いました。

計量の時まであれだけ吠えまくっていても(笑)、やっぱり試合の時は別。
「やるかやられるか」の勝負に出るわけで、ずっとヘラヘラしたりできないよなぁと。

 

メイウェザーが「処刑執行人」ホプキンスのような覆面姿で出てきたのは意外でした。
表情を見られたくなかったのかもしれないし、「マグレガーへの処刑執行」の決意表明だったのかもしれないです。終わってみれば

 

第1ラウンド

開始直前に「あっ!」と思ったのは、マグレガーに「ブレーン」らしき人がいなかったことです。メイウェザーにはお父さんのフロイド・シニアがゴング直前まで付き添っていたのに対し、マグレガーにはそれらしき人がおらず。

マグレガーのセコンドが揃ってネクタイ&ベスト姿だったので、マグレガーの「しもべ」みたいな人しかいなかったのかなぁ?、とも(笑)

それと、身体の大きさの違いも感じました。
予告通り、マグレガーがしっかり体重を戻していた印象がありました。
試合時の体重差は5~6kgはあったんじゃないかなぁ?

 

第1ラウンドは予想通り、マグレガーが手を出してメイウェザーが様子を見る展開でした。

メイウェザーは相変わらず前後の動きが速い。
全盛期より遅いのは否めないけれど、40歳の動きではないなぁと。

マグレガーの左アッパーは、クリーンヒットではなかったけれどよく当てたなぁと。
メイウェザーに当てるだけでもすごい。

 

第2ラウンド

メイウェザーはディフェンスを重視しながらも、時折ボディにストレートを当ててポイントを獲りにいっているのが流石。
ボクシングでの勝ち方を熟知しているからこそなんだろうなぁと思いました。

距離や相手の出方をよく見ていて、マグレガーが攻めていても、第2ラウンドが終わった時点で主導権はメイウェザーが掴んだかも、と感じました。

 

第3ラウンド

メイウェザーは速い(再び)。
パンチをかわすあの身のこなしの速さは、やっぱりすごい。

一度引退してもここまで動けるのが驚異的。

 

第4ラウンド

ラウンド開始時にロープを背にしてガードしているのは、やっぱり慎重なんだなぁと。

マグレガーの攻撃が緩くなってから前に出ていたのが流石。
メイウェザーは「ボクシング」に徹しているなぁと感じました。

 

意外とマグレガーのパンチをもらっていたのは、マグレガーが良かったのかメイウェザーの衰えなのかは分からず……

 

第5ラウンド

メイウェザーが前に出て、少し攻撃的になってきた印象。

第4ラウンドまでにだいぶ見切ったのかなぁ?
ここからしっかりポイントを獲ろうという作戦だったのかなぁ?

なんて見ていました。

このラウンドを見て、「この試合、やっぱり判定決着かな?」と思っていました。

 

第6ラウンド

メイウェザーのパンチがヒットしだしたなぁと。
マグレガーも数発いいパンチを当てているのがすごいのと意外。

でも、このラウンドでマグレガーの動きが遅くなってきたなぁとも感じました。
顔で挑発はしていたけど、足が動いていないかな、と。

 

第7ラウンド

クリンチが増えてきたのは仕方ないにしても、メイウェザーのバックをとって攻撃するのはあかん(苦笑)。

マグレガーも疲れてきたけれど、メイウェザーにも疲れが見えてきた感じ。
さすがに後半はお互いしんどいかもなぁ、と見ていました。

 

第8ラウンド

メイウェザーが疲れているように見えるのは、マグレガーの動きへの対応に苦戦しているのかも、と思いました。

マグレガーのステップワークやサークリングの仕方がボクサーとは異質だし、手を出すタイミングもボクサーと違うので、意外とスタミナを消耗しているのかもなぁと。

クリンチされてすぐにバックをとられて、パンチを入れて来られる経験もほとんどなかったはずだし(苦笑)。

このラウンドで「マグレガーの勝ちはない」と思いました。
ただ、「12ラウンドまで行くだろうな」とも思っていました…

 

第9ラウンド

マグレガーが強いパンチを出せなくなってきて、反対にメイウェザーが攻めだしたなぁと。
メイウェザーのパンチが当たっているけど、まだこの時点ではKOはないかな、とも。

マグレガーは明らかに疲れている印象。
UFCの試合での最長時間を超えたので仕方ないかも。

 

第10ラウンド

マグレガーは試合後に「効いてない。疲れただけだ」と強がっていたけれど、あれはストップされて仕方ない。止めなければ倒れただろうし、踏ん張ったとしてもタコ殴りにされるだけだったでしょう。

あれ以上やらせたらマズイ。
レフェリーが止めたタイミングは的確だったと思います。

 

試合が終わってすぐに反対側のニュートラルコーナーへ走って上っていたところに、

「メイウェザー、まだスタミナもあるんだなぁ」

と改めて感じました(笑)。
本当に疲れていたら、その場で喜ぶか、せいぜいセコンドのところへ向かうだけだと思うので。

しっかり仕上げていたことに改めて「すごいな」と。

 

全体を通じての感想

この試合をどう見るかは難しいです。

「MMAファイターとボクサーの異種格闘技戦」のように見れば、見応え十分の面白い試合だったなぁと思います。

でも、純粋に「ボクシングの試合」として見ると、う~ん……。

「世界チャンピオンと、世界ランク入りしたばかりの威勢のいい若いあんちゃんの試合」

だったなぁと(苦笑)

 

注目を集めたし、試合前から盛り上がりは見せていたけれど、結局言えるのは、

「MMAの現役バリバリのチャンピオンでも、ボクシングでは40歳の引退した元チャンピオンにKOされる」

ということかなぁと。
「相手がメイウェザーだから」というのもあるけれど、メイウェザーはウェルター級転向後は

 

「KO?ダメだよ。判定じゃなきゃ」

 

ぐらいの戦績なわけで(笑)、それでもKOされたというのは、やっぱりジャンルを超えられない高い壁があるんだな、と。ボクサーがMMAで勝てないのも当然ですが。

 

そんなわけで、しばらくは「俺ならボクシングでも勝てるぜ!」と息巻くMMAファイターは出てこないだろうなぁと。良いことです(笑)

 

マグレガーは試合には負けたけれど、この試合で1億ドル近いファイトマネーが入るそうなので、ある意味「勝者」でしょう(笑)。UFCの試合でこんな大金出ないし。

 

「大凡戦」に終わらなくてよかったです。
アイリッシュカラーの「THE MONEY TEAM」のキャップを9月以降も着用できそうです(笑)。