リオ五輪バスケの「チームUSA」。「ドリーム」でも「ベスト」でもないけど、十分強そう

NBA

リオ五輪のバスケットボールアメリカ代表の登録メンバー12人が正式に決まったようです。

得点王&レギュラーシーズンMVPのステファン・カリーや、ファイナルMVPのレブロン・ジェームズ等参加しないビッグネームも多いですが、金メダルを獲得できそうな強いメンバーが揃っているように感じます。

 

「ドリームチーム」と言えるのは、24年前のチームだけ

「オリンピックのバスケットボールアメリカ代表」で連想される言葉に「ドリームチーム」があるかと思います。
でも、後にも先にも「ドリームチーム」と言えるのは、1992年バルセロナ五輪のアメリカ代表以外にないと思っています。

 

 

あのメンバーは、今見ても強烈です。
もう二度と現れない史上最強チームでしょう(その意味でも本当に「ドリーム」です)。

詳細を書くと止まらないので割愛しますけど(笑)、「ジョーダンがいたこと」のインパクトは絶大です。今回のメンバーにも「ジョーダン」はいますけど(笑)。

今回不参加を表明した選手が参加したとしても、92年の「ドリームチーム」ほどのインパクトはなかっただろうなと思っています。

 

今の「ベストチーム」を見たかったけれど、仕方ない

今の「ベストチーム」を見たかったなぁというのは、本音としてもちろんあります。

ウェストブルック、カリー、レブロン、レナードが同じチームでプレーするところとか、想像したらそれはもう……(笑)。

 

ただ、プレイオフであれだけ大激戦をしたばかりだから、疲れや小さなケガはまだ残っているでしょうし、万一リオで大ケガでもしたら来季、あるいはもっと先のキャリアにも影響するかもしれないので、ビッグネームが参加しないのは仕方ないとも思っています。

 

登録12人のチームでも十分強い

今回の米国代表12人は、以下の通りです。

ケビン・デュラント(オクラホマシティ・サンダー)
カーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス)
カイリー・アービング(クリーブランド・キャバリアーズ)
クレイ・トンプソン(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
ハリソン・バーンズ(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
カイル・ラウリー(トロント・ラプターズ)
デマー・デローザン(トロント・ラプターズ)
ポール・ジョージ(インディアナ・ペイサーズ)
ジミー・バトラー(シカゴ・ブルズ)
デマーカス・カズンズ(サクラメント・キングス)
デアンドレ・ジョーダン(ロサンジェルス・クリッパーズ)

「ベスト」ではないけれど、十分強いと思います。
体格面でも攻守でもバランスがとれていると思うし、穴らしい穴はなさそうです。
(デアンドレのフリースローはどうにか改善してほしい…(^^;))

個人的には、GSWの3人が特に活躍するんじゃないかと期待しています。

 

他の国だと、スペイン(ガソル兄弟やルビオがいる)とか開催国ブラジル(ヴァレジャオ、スプリッタ―、ネネイがいる)にも注目しますけど、アメリカ代表に勝つのはやっぱり難しそうだな、と。

20点差以上の圧勝というのは少なく、決勝トーナメントからは接戦になる可能性が高いと思っているので、そこでのアメリカの勝負強さに注目して見たいです。